再掲[ジャニーズツッコミ道場]番外編

ネイサン・チェン、ジャニオタの心をくすぐる“萌え要素”とは? 演技だけではない魅力

2022/02/10 11:30
南山ヒロミ
Getty Imagesより

 2月10日、北京オリンピックの「男子フィギュアスケート・フリー」が行われる。同8日の「ショートプログラム」の時点で、日本の鍵山優真選手が2位、宇野昌磨選手が3位、羽生結弦選手が8位という結果に。そして、世界最高記録となる113.97点をマークしてトップに立っているのが、アメリカのネイサン・チェン選手だ。

 世界選手権などでは金メダルを多数獲得しているものの、オリンピックでは個人のメダルを手にしていないネイサン選手。2018年の平昌オリンピックが初出場だったが、緊張からか失敗を連発し、5位という結果に終わっている。まさに今回の北京オリンピックは、そのリベンジを果たす舞台にふさわしいだろう。

 そんなネイサン選手はフィギュアスケートファンだけでなく、ジャニーズファンも「ハマらずにいられない」という。2019年にライター・南山ヒロミさんがサイゾーウーマンにつづっていたネイサン選手の「萌え要素」とは……? 演技だけではない魅力を伝えるべく、あらためて同記事を掲載する。
(編集部)


(初出:2019年4月17日)

 以前から、「ジャニーズ系美少年」と言われ、ジャニオタに人気のあるフィギュアスケートの宇野昌磨選手。その人気ぶりは、宇野選手の画像をTwitterのアイコンにするようなジャニオタが多数いることからもよくわかる。

 確かに、小柄で童顔、色白美肌、まあるい「美ほっぺ」、パッチリキラキラの目をした愛らしいルックスに加え、高い身体能力や、真面目で努力家、負けず嫌い、素直で正直で「天然」風味なところなどは、ジャニオタの好みど真ん中だろう。

 さらに、いま、一部のジャニオタの心をざわつかせているスターがいる。それは、アメリカの19歳、フィギュアスケート世界王者のネイサン・チェン選手だ。「このところ」といっても、2017~18年シーズンで「ISUグランプリファイナル」2連覇、17~19年で「全米フィギュアスケート選手権」3連覇、さらに今年3月に開催された「世界フィギュアスケート選手権」では、18年に続いて2連覇を果たすなど、その実力は以前からよく知られるところ。

 また、アメリカの名門・イェール大学で統計学を専攻し、将来は医大への進学を視野に入れ、スケートと学業を両立させていることも広く知られている。

 多種類の4回転ジャンプを跳ぶ技術の高さや、体操経験による体幹の強さ・ジャンプの軸のブレなさ、バレエ仕込みの足のつま先から指先まで美しい動き、細かく音を刻んで踊るリズム感の良さなどは、素人が語れる類いのものじゃない。

 しかし、ネイサンには知れば知るほどハマらずにいられない「沼」要素がてんこもりなのだ。

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