阿部寛『DCU』16.8%でトップ独走、松本潤『となりのチカラ』高視聴率もネガティブな声……ワーストは黒木華『ゴシップ』【1月期ドラマ初回視聴率ランク】
ワースト3位は、寺島進主演の刑事ドラマ『駐在刑事 Season3』(テレビ東京系)で、初回2時間スペシャルは7.9%を記録。18年10月期放送の『Season1』の初回10.1%、20年1月期の『Season2』の初回8.6%と比べると、寂しい数字となった。
ネット上では「やっぱり面白い」「安心して見られる刑事ドラマなので、Season3を心待ちにしていました」という声もあるが、今シーズンから加入した刑事役の女優・藤井美菜に対し、「演技が大袈裟で不自然」「滑舌悪いし、演技はヘタだし、がっかり」「転勤させて、キャストから消してほしい」など、辛らつな声が相次いでいる。
ワースト4位は、主演の成田凌が“殺人未遂容疑で指名手配中の脳外科医”を演じる『逃亡医F』(日本テレビ系)で、初回は8.4%とやや寂しい結果に。ヒロインとなる海洋観測士・沢井美香子を森七菜が演じるほか、ジャニーズWEST・桐山照史、TOKIO・松岡昌宏、前田敦子、安田顕らが脇を固めている。
初回では、無実の罪を着せられ逃亡を続ける主人公(成田)が、利き腕を失うかもしれない大けがを負う沢井(森)と船上で出会い、逃げるか助けるかの選択を迫られる展開が描かれた。視聴者からは「成田さんの演技が好き」などと評価する声がある一方で、痛がっているように見えない森の演技や、腕の再接合手術を輸血もない状況でひとりで行った主人公に対し、「ドラマだとわかっていても、あまりにもリアリティがない」「これはひどい展開」などと厳しい評価も多く見られる。
なお、今クールの日本テレビは、前期からクールを跨いで放送している『真犯人フラグ』も含めて“全ドラマが視聴率1ケタ”という不調に見舞われている。一方、フジテレビは月曜午後9時台の『ミステリと言う勿れ』、10時台の浜辺美波主演『ドクターホワイト』共に2ケタを記録し好調だ。今後、各局の視聴率合戦にも注目したい。