サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『ザ・ノン』婚活で噴き出す本人の問題 芸能 『ザ・ノンフィクション』レビュー 『ザ・ノンフィクション』専業主婦希望の婚活で噴き出した本人の問題「結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~後編」 2022/01/24 15:51 石徹白未亜(ライター) 『ザ・ノンフィクション』レビュー 『ザ・ノンフィクション』婚活女性・ミナミの「決めつけ」の強さ 先週の前編では、お見合いの席でミナミに「(大卒なのに)ホールの仕事をしているの?」と言った無礼な男性がいて、涙を流すミナミに心無い人もいるものだとミナミに同情した。しかし、後編は前編からうっすら気配があった「ミナミのまずさ」が際立った回で、気遣いのできる長谷川の次なる良縁を願わずにはいられなかった。 ミナミのまずさは「決めつけの強さ」だ。前編では、長谷川が肌着などをイトーヨーカドーで買うことから「資産家はケチなのかもしれない」と決めつけていたが、この決めつけが後編ではマシになるどころか、悪化する。 その流れを整理すると、このようになる。 1.デート中に具合の悪くなったミナミに、長谷川が「僕もパニックになることがある」と気遣う。 2.長谷川の「パニック」という発言にミナミが過敏に反応。病気を隠していると疑い、母親に伝えると「騙されているのと一緒だよ」と怒っていたという。植草に対しても、なぜそんな大事なことを教えてくれないのかと怒りが沸騰。 3.植草に怒りの丈をつづったメールを送信する。裏切られた、アンフェア、騙されたなどの記載があった。 番組を見ていない人が見ると、上の記載は何かを大幅に省いたり、誇張して書いているのではと思うかもしれないが、番組を見た人にはおおむね見たままを書いたことが伝わると思う。そのくらいミナミは決めつけが激しく、さらにその決めつけに基づいて極端な行動に出てしまう。 次のページ 『ザ・ノンフィクション』母親には頭が上がらない様子のミナミ 前のページ1234次のページ 楽天 なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ 関連記事 『ザ・ノンフィクション』専業主婦志望のハード婚活「結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~前編」『ザ・ノンフィクション』同い年の女性と結婚したくない中年男性の“無自覚”『結婚したい男と女 ~婚活クルーズ それから~』『ザ・ノンフィクション』「今のままでいい」バツイチ・子持ちのアヤ(38)の婚活「男と女の婚活クルーズ 2019」【アラフォー婚活ルポ】たくさんお見合いはしたけど……結婚相談所をやめたワケ【アラフォー婚活ルポ】決めた! 42歳、結婚相談所に入ります!!