日テレ『笑う大晦日』、『笑ってはいけない』視聴率の「半分にも及ばず」! 「高畑充希がかわいそう」の声も
昨年大みそかに日本テレビ系で放送されたバラエティ番組『笑って年越したい!!笑う大晦日』にスペシャルサポーターとして生出演した女優・高畑充希の“扱い”をめぐり、ネット上で「かわいそう」と同情の声が続出した。
日テレは20年まで大みそか恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズを放送していたが、“新型コロナウイルス感染拡大によるクオリティの低下”などを理由に、16年ぶりの新たな年越し特番として『笑って年越したい!!笑う大晦日』を放送。6時間にわたる生放送番組で、MCはナインティナイン、バナナマン、千鳥、フットボールアワー・後藤輝基、麒麟・川島明、かまいたち・山内健司の9人が、3人ずつメインスタジオに入る“交代制”で務めた。
「『何が起こるかわからない6時間生放送!!』をテーマに掲げていた同番組では、女優の芳根京子らが出演するコメディドラマ『私立なりきり学園』をはじめ、芸人が体を張って厄払いをするロケ企画、芸人によるコラボコントなど、お笑いに特化した内容で放送。しかし、グダグダな進行や、内輪ウケとも思えるシーンを不快に感じた視聴者は多かったようで、ネット上には『グダグダだったから、すぐにチャンネル変えた』『仲間内で悪ふざけしているだけ』『グダグダでひどかった。90年代のフジのバラエティ番組みたいで時代遅れ』などと辛らつな声が目立ちました」(芸能ライター)
また、メインスタジオに出ていない芸人は、サブスタジオに用意された掘り込み式の席に座り、机に並んだビールなどの酒類や豪華な料理を前に、宴会さながらに飲食を満喫。リラックスした様子がカメラに抜かれることもあった。
「お酒が進み、酔っぱらい始めるMCも続出。この“ゆるさ”も番組演出の一つだったのでしょうが、スペシャルサポーターとして進行役を務めていた高畑が“気の毒”に映ってしまう結果に。ネット上では『6時間出っ放しの高畑さんが、かわいそうで見てられない』『充希ちゃん、ずっとやりづらそうだし、休ませてあげてほしい』『女優さんなのに、6時間も進行任せられて不憫』といった苦言が相次ぎました」(同)
そんな違和感もあってか、世帯平均視聴率は前半(午後6時30分~)が7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、後半(午後9時~深夜0時30分)が5.6%に留まり、同時間帯の民放1位を前半12.1%、後半9.3%をマークした『ザワつく!大晦日』(テレビ朝日系)に譲ってしまった。
「20年に放送された『笑ってはいけない』は第1部が17.6%、第2部は14.1%の高視聴率を記録。『笑う大晦日』はこの半分にも及びません。『あらためて、ダウンタウンの偉大さを感じた』という声も多く、『笑ってはいけない』シリーズの復活を熱望する視聴者が目立ちます」(同)
日テレの「黒歴史になるのでは?」と予想する声も上がっている『笑う大晦日』。一度限りで終わってしまうのだろうか。