サイゾーウーマン暮らしカラダ風邪をひいたときの“NG行動”3つ 暮らし 女性の悩みを解決! 【薬剤師監修】風邪をひいたときの“NG行動”3つ! 寒気には「葛根湯」(かっこんとう)がおすすめなワケ 2021/12/31 13:30 相田彩(薬剤師) 女性のカラダ 3.風邪のひきはじめには漢方がおすすめ 発熱、鼻水、のどの痛みなど、風邪のひきはじめには漢方薬も有効です。漢方薬は風邪のウイルスを退治するのではなく、体の熱をコントロールすることなので、結果として状態が改善していきます。また、漢方薬を飲むことで、風邪のウイルスに負けない体をつくっていけるのです。 風邪のひきはじめに症状に合った漢方薬を使用することで、その後の治り方が変わってきます。漢方では、寒気がする「寒い風邪」と、喉の痛みや炎症が起こる「熱い風邪」の2つに分けて考えますが、それぞれの風邪タイプに適した漢方薬をご紹介していきます。 3-1.寒い風邪には「葛根湯」(かっこんとう)や「麻黄湯」(まおうとう) ゾクゾクと寒気がする「寒い風邪」には、「葛根湯」(かっこんとう)がおすすめ。葛根湯(かっこんとう)は、体の表面を温めて発汗を促す効果があるため、寒い風邪の症状を改善するのに特に効果的です。なお、さらに強く発汗を促す効果がある漢方薬には「麻黄湯」(まおうとう)もあります。 これらの漢方薬の特徴は、汗をかかせて体を温めること。寒い風邪かどうかを見分けるには、汗をかいているかどうかチェックしましょう。 3-2.熱い風邪には「銀翹散」(ぎんぎょうさん) 体が冷えて寒気がする寒い風邪とは異なり、「熱い風邪」は喉の痛みや炎症が起こり、顔が赤くなり、体がほてった状態を指します。このような「熱い風邪」のひきはじめには、ほてった体の表面を冷やし、炎症を抑えることが大切です。 熱い風邪の症状に効果的な漢方薬として は、「銀翹散」(ぎんぎょうさん)がおすすめ。体の表面を冷やして炎症を抑える効果があるので、熱や喉の痛み、口が乾く、咳が出るなどの症状が特徴の「熱い風邪」に適しています。 次のページ 漢方薬を同時に複数服用するのはNG! 薬剤師に相談を 前のページ1234次のページ 楽天 心も体もととのう 漢方の暮らし365日 関連記事 【薬剤師監修】「冷え」から体を守る3つの方法を解説! 体を芯から温めるには?「腸活」にいい食材3選、管理栄養士が解説! 「和食」が最強? 便秘解消&ダイエットに効果アリ!? 生理前になると、物音や笑い声が気になる……34歳「PMS(月経前症候群)のイライラ」を抑えた3つの秘訣秋になって「なんとなく不調」が続く……その理由は「秋バテ」かも!? 39歳女性がイライラを改善した意外な方法「恥ずかしくてマスクが取れない」スキンケアに悩んでストレスMAX! 30歳女性の肌荒れが解決した意外なワザ