サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」ベッキーが今、言ってはいけない一言 コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 ベッキーが今、「周りを幸せにしたい」と言ってはいけない2つの理由――“いい子発言”が気になるワケ 2021/12/23 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 ベッキーは“悩む母親”という支持母体を得られそうだけど…… ネットによる誹謗中傷被害の訴訟に詳しい弁護士サンに話を聞いたことがあるが、悪質な書き込みをする人は、「みんながやっているから」「どうせバレないから」程度の「ごく軽い気持ち」で及んでいることが多いそうだ。「絶対に許せない」「物事はこうあるべきだ」というような強い主義主張を持っていることは、ほとんどないという。 度が過ぎた悪口は書くほうが100%悪い。とはいえ、タレントがイメージ商売であることを考えると、軽い気持ちから書かれる憂さ晴らし的な悪口を含め、マイナスなことは言われないに越したことがないはずだ。 ベッキーも不倫のイメージを塗り替える活躍をするか、新しい“支持母体”を見つけられれば、批判よりも応援の声が増えるだろう。19年に結婚して母親になり、子育てについて語ることが増えた今、まずは世の母親たちを味方につけることができそうだと思った。 12月18日放送の『すくすくナイト』(NHK Eテレ)に出演したベッキーは、母乳があまり出ず、「産後3日目からずっと泣いちゃっていた」「(子育てを)楽しめていない私は母親失格なんだとすごい思っちゃって、自分を責めたりもした」と、“理想の母親”になれなかった過去を振り返っていた。 こういう“失敗”を積極的に明かすことで、追い詰められている多くの母親たちから共感され、“悩む母親”という新しい支持母体も得られるだろう。しかし、最近ちょっと気になる発言があった。 次のページ ベッキーが今、「周りを幸せにしたい」と言ってはいけない2つの理由 前のページ1234次のページ 楽天 人はなぜ不倫をするのか 関連記事 ギャル曽根の小倉優子に対する「やりすぎ」行動に思う、まじめで真逆な友人との距離感石田純一が叩かれるのは「飲み会に行く」からではない? 世間との溝がなかなか埋まらない理由大久保佳代子の下ネタが、コンプライアンスに抵触しない2つの方法――「天才」だと思った『かりそめ天国』の一幕森三中・黒沢かずこに学ぶ、「敏感力」の生かし方――面倒くさがられないために大事な“一線”はどこか?瀬戸内寂聴さんが“悩み相談の達人”として人気だったワケ――「いい適当さ」を振り返る