伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

ダイソー「キャスター」「蓋付き収納BOX」で掃除がラクに! 2022年「汚れが溜まらない家」になるコツとアイテム

2021/12/27 19:30
伊藤まき(収納ライター)

 いよいよ、2021年も残り5日! ここもあそこも、まだ掃除できていない場所がたくさんあるー! と焦ってる人もいるのでは? しかし、そもそも「汚れ」がなければ大掃除の必要もないはず。汚れがつかないようにすれば、大掃除から解放されるかもしれません。

 そこで、整理収納アドバイザー1級の伊藤まきさんが、部屋に汚れが溜まらないちょっとしたコツを伝授! これらコツを仕込んでおけば、来年は大掃除と無縁かも? 昨年の年末に紹介した内容にプラスアルファして、最新版をお届けします!

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整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します!

 年末に大掃除を迎えると、「もう汚さないぞ」「散らかさないぞ」と強く思いますよね。その決意、少しの「工夫」で叶います。頑固な汚れを落とした後こそ、「汚れを溜めない家」に変わるチャンス。その「工夫」を前編と後編の2回に分けて、お届けします。

 今回は前回に引き続き、9つの「工夫」を紹介します。

[工夫11]ラグや布の使用をやめる(トイレ、キッチンなど)

敷きっぱなしのラグより、衛生面を保てる(C)maki_organize

 写真上は、韓国の布団「イブル」。床暖房の上に敷く布団(オンドル)として使われるそうですが、軽くて洗いやすくて速乾性もあるマルチカバーです。日本では、重たくて洗いにくいラグやソファカバーの代わりに大人気。

■布類に汚れを溜めるより「すぐ拭く」が今どき

トイレの臭いは、布類に付着しやすい(C)maki_organize

 便座用除菌シートのある今、トイレカバー3点セットを外す家が増えています。ほか、キッチンや玄関マットも同じ「すぐ拭く準備」が汚れないコツ。お風呂マットも、「重くかさばる」のでタオル素材や珪藻土が人気。掃除のたびに動かさなくて済み、洗濯をする回数や負担も減ります。

 ただし、水滴をつい放置しがちな家は「床材が痛む」ので脱水力のある 布カバーが必要です。その家の暮らし方に合わせた、汚れ防止対策を!

[工夫12]生活の動線に掃除グッズのスタンバイ(テーブルの上や棚の上、階段など)

ながら作業も習慣になれば苦ではない(C)maki_organize

 生活の動線にあわせて、「ながら掃除」をする道具を用意。階段を降りながら、ドライシートで埃を拭う。椅子に座りながら、除菌アルコールでテーブルを拭くといった感じです。続けるポイントは、「使い捨て」にすること。不要になった布や、ドライシートなどが◎。

壁掛けにしてから、使う回数が増えました(C)maki_organize

 掃除機や床用ワイパーは、戸棚にしまいこんだら「やる気」をなくしがち。道具を「秒」で出す仕組みを用意すると、汚れが簡単なうちに動けます。ただし、重たい、使いにくい道具はNG。おしゃれな木製のモップや、羽毛のはたきを飾るだけのおうちも多いと感じます。

[工夫13]ダイソーのキャスターで、どかす手間をなくす!

耐荷重20kgと頑丈です(C)maki_organize

 部屋の片隅に置いたダンボール箱も、キャスター付きなら掃除機をかける作業が苦になりません。ホームセンターなら「キャスター付き 荷台」が、1,000円前後で購入できます。店舗が近くにない方は、ダイソーの「角型花台 キャスター付き」(200円/税別、ライター調べ)がおすすめ。

ワイヤーネットと結束バンドで繋げるだけ(C)maki_organize

 ダイソーだけで制作費500円(税別)です。女性ひとりでも、工具不要で作れます。ワイヤーネットを2枚重ねれば、強度アップも可能。ゴミ箱やベッド下収納などにも◎。

ダイソーでは「幻のアイテム」です!(C)maki_organize

 床に直置きした収納ケースに、キャスターを付けるだけ。ダイソーの「ラクラク ピタッ!とキャスター」は、小さいのに耐荷重8kgの優れもの。押入れやベッド下に直置きした、収納ケースにおすすめです。ただし、あまりの人気商品でほぼ入荷待ち。100均なら、コチラもおすすめ。

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