カルチャー
12月1日でいよいよ二十歳
「愛子さまはジャニーズファン」週刊誌報道に皇室ウォッチャーが警鐘! 皇室の存在意義に危機感
2021/11/29 11:32
――そういったご趣味の報道に関して、ジャニーズファンから「身近に感じる」といった旨の声も目立ちます。皇族の俗っぽい一面が注目されることをどう思いますか?
X 基本的に皇室の方々はプライベートの情報があまり出てこないのが普通なので、ジャニーズファンといった一般国民と同じようなご趣味を持つことに世間が注目してしまうのはわかります。今の皇室にいらっしゃる方だと、佳子さまがストリート系ダンスのご趣味をお持ちというのは有名ですね。ただ、そういったプライベートな情報が次々と出てしまうことは「身近に感じる」という良い側面もありつつ、悪い側面もあると思います。眞子さんの結婚騒動では「“公”と“私”をどう区別するのか」という問題にぶち当たりました。
皇室はそもそも国民から尊敬を集めているからこそ成り立っているといえます。あまりにも俗っぽい報道が増えると、「皇族も私たちと同じ人間なのだから、自由意思を認めるべきだ」という意見が出る一方で、「皇族なのだから国民感情を意識して生きていくべきだ」という話も出てくるでしょう。「税金で暮らしているのに」と主張する声も聞かれますし、難しい問題です。
平成から始まったといわれる“開かれた皇室”の基準、線引きのようなものがないと、皇室の存在意義を問われかねません。ですので、私としてはあまり俗っぽいお話が報道されることは好ましいとは考えていませんね。
最終更新:2024/02/19 16:17