サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー松也の内輪ノリ輝く「婦人公論」 カルチャー [女性誌レビュー]「婦人公論」2021年11月9日号 尾上松也×山崎育三郎×城田優、中年3人の「会話の若さ」が輝く! 「婦人公論」老後特集の“シニア”ラインナップ 2021/11/03 19:00 島本有紀子(ライター) 女性誌レビュー婦人公論 育三郎×松也×城田の内輪ノリにあふれる若さ 最後に見ていくのは、ほっと一息つける(?)鼎談「山崎育三郎×城田優×尾上松也 今こそ僕らが変化を起そう」。3人とも30代半ば。中年と呼んでもいい年齢のはずですが、老後特集号の少し重苦しい雰囲気の今号の中で見れば、かなり若者オーラが出ているように感じます。彼らの会話の内容も若いのです。 城田と松也は、学年は違うものの同じ高校の芸能コースに通っていて、当時から仲が良かったそう。 城田「お互い、それぞれの学年の“クレイジー担当”と呼ばれる盛り上げ役みたいなものに任命されていた」 松也「3年生のナカモリくんに『お前が2代目だ』って任命されて。(中略)」 城田「代々続いている担当かと思っていたら、そのナカモリくんから始まって、僕らの3学年だけにしかなかった」 ……3年生のナカモリくんって誰? 高校時代の内輪ノリを昨日のことのように話せる感覚に若さを感じます。ちなみに、松也は「ビジネスクレイジー」で、城田は「ナチュラルクレイジー」、山崎は「一見おとなしそうだけど、頭の中が一番クレイジー」だそう。クレイジーが褒め言葉になっている感じにも若々しさがあふれていて、読者に若きエキスのおすそ分けをしてくれているページだと感じました。 前のページ12 島本有紀子(ライター) 女性ファッション誌ウォッチャー。ファッションページから読み物ページまでチェックし、その女性誌の特性や読者像を想像するのが趣味。サイゾーウーマンでは、「ar」(主婦と生活社)と「Domani」(小学館)レビューを担当していた。 記事一覧 最終更新:2021/11/03 19:00 楽天 婦人公論 2021年 11/9号 [雑誌] 草笛光子は赤が似合うね 関連記事 毒親体験の吉川ひなの、“わが子に与えたいもの”とは? 毒母の連鎖を「終わりにする」と「婦人公論」で決意氷川きよしことkiiちゃんが「婦人公論」で語る! “演じてきた別人格”と“私”の2つの表現と覚悟70歳男が「恋愛モードどっぶり」、80代の水森亜土が友達にあてた“濃い”手紙……シニアの友情に迫る「婦人公論」江原啓之、熱海支援を「霊界の力」と結び付ける意図は!? 『婦人公論』で語る「災害から身を守るための心得」の違和感「婦人公論」怪奇特集がアツい! オカルト界の重鎮・室井滋が語るヤバイ部屋の見分け方とは……? 次の記事 「予算は3万」も4.7万の散財で苦渋の選択に >