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Hey!Say!JUMPの冠番組、次の『VS魂』枠も狙える? テレビ関係者が「そのままゴールデンに持って行ける」

2021/11/03 17:00
村上春虎
たしかにいっぺんくらいゴールデンで見てみたいな

 2015年のスタートから6年、Hey!Say!JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系、一部地域遅れネット)にわずかな変化が生じているようだ。「土曜午前の番組ながら、企画の“確度”が強固なものになっている」(テレビ関係者)と評判だという。

 もともと、この番組は14年12月30日の深夜にフジテレビで単発放送されたのが始まり。オンエア翌日にはレギュラー化を望む声が1,000件以上も殺到したという。ドッキリ企画に挑戦したメンバーの素の表情が好評で、平日(水曜)の深夜ながら30分番組としてレギュラー化が決定した。

「Hey!Say!JUMPにとっては、『ヤンヤンJUMP』(テレビ東京系)以来のメンバー全員での冠レギュラー番組。『ヤンヤン』のほうは、放送から半年でレギュラー出演者が薮宏太と八乙女光の2名だけになってしまったので、今回こそは……とメンバーの鼻息も荒かったことでしょう。『いただきハイジャンプ』の番組のコンセプトは、『メンバーが世の中の“一大事”を解決するためにさまざまなロケに挑戦する』というもので、レギュラー開始から2年を経て深夜から土曜昼過ぎに移行。その後、午前中に変わりました」(芸能ライター)

 “一大事”ロケで扱うネタは、子どものピーマン嫌いを克服させたり、人気がないご当地ヒーローの救済、「富士見坂」という場所で本当に富士山が見えるのか検証するなど、幅広いジャンルが対象で、しかし「どこかで見たような企画も多く、正直統一感はなかった」という。

 だが、現在の軸になっているのは「gスポーツ」というコーナー。ゲスト(guest)の“g”を取ったコーナー名で、ゲストの特徴に合わせたオリジナルバトルをメンバーで繰り広げるというものだ。例えば、マヂカルラブリーの出演回では、村上が好きな「地雷系女子」にメンバーが扮し、一番を競い合った。また、高橋真麻の回では「オリジナルカクテル作り」として、高橋の口に合う一杯を目指して創作した。


「このカクテル作りは、メンバーがバーテンダーの衣装で登場するところもポイント。『gスポーツ』になってからは、メンバーそれぞれのキャラクターが生かされつつ、彼らのことを知らない人でも楽しめるような作りになっている。また最近は、日本語ラップの歌詞当てバトル『クイズ 韻トロドン』の出来が良い。直前の歌詞をヒントに、韻を踏んだフレーズをメンバーがトラックに乗ってライミングするというものですが、スタジオセットの雰囲気も変えたり、正解するとHIPHOPではおなじみの『リスペクト!』との文字が表示されるなど、細かいギミックが目を惹きます。つまり、コーナーが“完全に立っている”。現行のフォーマットのまま、そのままゴールデンに持って行けるような仕様になっています」(前出・関係者)

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