食器棚の「○○ケース」をなくして、収納力アップ! 家事効率がグングン上がるビフォー・アフター実例集
連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。
お悩み:「キッチンでよく使うモノを入れる場所がない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)
汚家まるごと変身企画“24回目”は、「食器棚の収納法」について。今回は、「キッチンでよく使うモノを入れる場所がない」というお悩みです。
生活スタイルが変わった今、キッチンのモノが増えていませんか? この1年で、「キッチンを使う時間が増えた」という家が多いと思います。Kさん宅も、お菓子作り、手間のかかる料理、キャンプの下準備などに使うモノが増えたそう。また、離乳食グッズも増えて「収納力が足りない」と悩んでいました。
断捨離をしても「収納不足」が解消されないなら、食器棚(キッチンボード)を見直しましょう。一番使うモノを最優先に入れ替えた「見直し例」を紹介します。
[ポイント]一番大きな収納棚をぜんぶ見直しましょう!
キッチンが使いにくい、収納が足りないと思ったら収納棚を「見直すサイン」です。写真上のキッチンボードは、シンク裏にあります。オーブンもあるので「よく使うモノ」を収納すれば、一気に家事の効率がアップします。
では、この(1)〜(3)のゾーンに「よく使うモノ」だけを収納し直していきましょう。実例Before→Afterです。
[1.Before]食器棚の上(1)のゾーン
食器棚の上(1)のゾーンには、使ってない炊飯器、空箱が置いてありました。家電の空箱は転売するとき用に保管しがちですが、不要です。それでも「売る」と判断したなら、箱をたたんでほかの場所へ保管しましょう。
[1.After]よく使う「お菓子作りグッズ」を収納
扉のない高い場所への収納は、落下しても壊れない「軽いモノ」が◎。折りたたみの脚立を用意して、片手で取り出せる重さとサイズの箱に「お菓子作りグッズ」を用意。ワンステップ登って、片手で出し入れできます。
[ポイント]100均の紙箱は、透明テープで「補強」を!
使用した紙箱は、ワッツの「ストレージボックス」のA4サイズ。100均の紙箱は「厚みがない」ので、角や底面を透明のガムテープで補強します。とくに、上段に設置する場合は破れやすいので必須です。