2021年秋ドラマ初回視聴率

米倉涼子『ドクターX』19.0%でトップ独走、ワースト入りは田中圭『らせんの迷宮』&江口のりこ『SUPER RICH』【10月期ドラマ初回視聴率ランク】

2021/10/20 19:10
サイゾーウーマン編集部
米倉涼子『ドクターX』19.0%でトップ独走、ワースト入りは田中圭『らせんの迷宮』&江口のりこ『SUPER RICH』【10月期ドラマ初回視聴率ランク】の画像1
『ドクターX』強すぎ!

 2021年10月期の連続ドラマ(民放5局、午後8~10時台)が続々と初回放送を終えた。視聴率ランキングのトップに立ったのは、世帯平均19.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)だった。

 100年に一度のパンデミックによって新局面を迎えた「東帝大学病院」を描く今シリーズ。初回では、外科の海老名敬(遠藤憲一)や加地秀樹(勝村政信)が、内科部長の蜂須賀隆太郎(野村萬斎)におなじみのセリフ「御意!」を“飛沫が飛ぶ”との理由で禁止されるシーンが登場し、放送中、SNS上では「面白すぎる」「飛沫とか、タイムリーなセリフが楽しい」と話題になっていた。

 第7期を数える同作だが、初回視聴率が20%を下回ったのは12年の第1期以来のこと。ただ、過去のシリーズでは、最終回に25%超えを記録したことも複数回あるため、今後数字がどこまで伸びるか注視したい。

 ベスト2位は、15.8%を記録した小栗旬が主演を務める日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)。同枠で前期に放送された鈴木亮平主演『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の初回14.1%を1.7ポイントも上回る好発進となった。

 1973年に刊行された小松左京氏のSF小説『日本沈没』(光文社文庫)をアレンジし、2023年の東京を舞台に小栗演じる環境省官僚らが一国の海中沈没という未曾有の危機に立ち向かう姿が描かれる同作。初回放送後、ネット上では「現実的にありそうなテーマだし、めちゃくちゃリアルだった」「やっぱり日曜劇場は面白い」と引き込まれた視聴者の声も多かったが、中には「期待しすぎたせいか、なんか全然面白くなかったんだけど……」とがっかりする視聴者も見られた。


 また、地震学者役の香川照之の個性的な演技が物議を醸し、「なんであんな不自然な演技なの?」「コントに出てくる博士みたいで冷める」と否定的な声も少なくないようだ。とはいえ、第2話も15.7%と高水準を保っており、注目度の高さは「日曜劇場」ならではといったところ。

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