運よく免れた?

加藤浩次、『スッキリ』欠席で「雨上がりへのコメントが聞きたかった」と不満噴出も……日テレからは「タイミングがよかった」と安堵の声

2021/08/19 19:35
サイゾーウーマン編集部
加藤浩次、『スッキリ』欠席で「雨上がりへのコメントが聞きたかった」と不満噴出も……日テレからは「タイミングがよかった」と安堵の声の画像1
『スッキリ』公式サイトより

 MCを務める加藤浩次が夏休み休暇中のため、ゲストが日替わりで代役を務めている朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)。8月19日の放送では、今年3月に番組を卒業したハリセンボン・近藤春菜がMCとして登場したが、多くの視聴者が期待したであろう“雨上がり決死隊のコンビ解散”について言及することはなかった。また、加藤の番組欠席をめぐっては、ネット上で「雨上がりにどんなコメントを寄せるのか聞きたかった」と、不満の声も噴出している。

 雨上がり決死隊解散のきっかけとなったのは、2019年6月7日発売の「フライデー」(講談社)で発覚した、宮迫博之ら複数の芸人による“闇営業騒動”。同年7月19日にマネジメント契約を解除された宮迫は、翌日の20日にロンドンブーツ1号2号・田村亮とともに緊急記者会見を開いて騒動について謝罪するとともに、吉本興業・岡本昭彦社長による“パワハラ”を告発した。これを受け、加藤は22日放送の『スッキリ』内で宮迫らの言動に同調しながら、「今の社長、会長の体制が続くようなら、僕は吉本興業を辞める」と啖呵を切り、“加藤の乱”と称され業界内外から注目を集めた。

「加藤は、その翌日に吉本・大崎洋会長と面談を行うも、両者の主張は折り合いがつかず、話は平行線を辿ったまま。26日の『スッキリ』では一連の退社発言を謝罪するなど次第に勢いを失っていき、同10月からはマネジメント契約ではなく“エージェント契約”に切り替わったものの、今年3月末にその契約が終了し、現在はフリーで活動しています。一方の宮迫は、復帰に向けてサポートしていた明石家さんまの反対を押し切る形で、20年1月にYouTube業界へ参入しました」(スポーツ紙記者)

 そんな中、吉本は今年8月17日に、雨上がり決死隊の解散を発表。闇営業騒動を大きくした加藤だけに、この件について『スッキリ』でどう触れるのか注目が集まっていたが、16日から夏休み休暇に入っていたため、発表翌日の18日も放送を欠席。代打でMCを務めたウエンツ瑛士が、コンビ活動継続の難しさについて語った。

「“加藤の乱”当時は番組視聴率もうなぎのぼりだったため、今回の番組欠席は日テレ関係者もさぞ落胆していると思いきや、実際には『本当にタイミングがよかった』という安堵の声が聞こえてきます。実は、加藤による吉本批判は、途中から局内でも『やりすぎではないか』と疑問視されるようになり、加藤自身も吉本との折衝について、次第に詳細を話さなくなっていた。それだけに、たとえ今回出演していたとしても、当たり障りのないコメントに終始し、視聴者は肩透かしを食らうことになっていたでしょう」(日テレ関係者)


 さらに、先の関係者は、場合によっては「加藤はより深みにハマっていただろう」と語る。

「加藤自身、ネット上で『牙の抜けた狂犬』などと揶揄されたことが許せないようで、世間の声を意識するあまり、ハートに火がついて、またも暴走トークを繰り広げていた可能性も考えられます。いずれにしろ、日テレにとってはいいことなしのため、結果的に“欠席”でよかったのでは」(同)

 とはいえ、加藤が雨上がりについて、今後一切触れないとは考えにくい。果たして夏休みから戻る来週以降、『スッキリ』内で“加藤の乱”にオチがつくことはあるのだろうか。

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最終更新:2021/08/19 19:35
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