男性アイドル
再掲【ジャニーズ・ワールド】

姉弟で築き上げた、ジャニーズ事務所の歴史――藤島メリー泰子氏「営業能力は神業」「母親的な存在」知られざる実績と素顔

2021/08/18 18:30
太田サトル

 ジャニーズ事務所の、実質的な経営者はメリーさんだとよくいわれる。ジャニーズ本にも、そういった記述が多い。

<だいたいジャニーというのは名ばかりの社長で、実権はメリー喜多川が握っているのだから>(『さらば!! 光GENJIへ』)

<タレントの発掘や育成はジャニーさん担当、事務所の経営、タレントの管理はメリーさん担当、などとよくいわれます>(『ジャニー喜多川さんを知ってますか』江木俊夫/小菅宏・KKベストセラーズ)

<メリーさんのすごさは営業面だ。あれだけ大勢の、それも秒刻みのスケジュールを持つタレントをかかえて、まったくトラブルなく回していけるメリーさんの営業能力は、ほとんど神業に近いものといえる>(『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』大沢樹生・カンゼン)

 表に立つ弟・ジャニーさん、裏から支える姉・メリーさん。“執権”とか“摂政”とか、社会科で習った言葉が浮かんでくる。また、豊川誕はメリーさんを<怒り役のお父さん>、そしてジャニーさんが、<怒られた少年たちを慰めるお母さん>と表現している。元フォーリーブス・江木俊夫も、

<どちらかというとジャニーさんは女性的心理、メリーさんは男性的心理で物事に対処します。そのバランスの中で二人の世界が構築されていったのが、ジャニーズ事務所の歴史といえるでしょう>

と書いている。メリーさんがお父さんポジションで、ジャニーさんがお母さんポジション。そう考えると、仕事面での関係性もわかりやすい。

 とはいえ、愛情をたっぷり注がれるタレントにとっては、メリーさんは、第2のお母さんでもある。「文春」記事で個人的に好きだったのが、事務所から独立したトシちゃんが、いまも、「ハーイ、マミー!」とやってくるというくだり。ここからも、メリーさんの慕われ具合はうかがえる。

タレント112人の最新動向、CM契約社数、退所者一覧など随時更新

アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 幼馴染は一卵性の獣~スパダリ双子とトロトロ3人生活~
  2. 耽溺ホテル~5年ぶりの再会、抱かれたらもう逃れられない~
  3. エッチな小西さんと陰キャラな内田さんの社内恋愛事情~地味な経理男子の身体はXLサイズでガテン並み!?~
  4. 幼なじみアイドルは初恋を手放さない~深夜2時の甘とろマネジメント~
  5. 硬派な漁師は妻(偽装)を隙あらば抱きたい
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト