サイゾーウーマン芸能お笑い芸人劇団ひとり『ボンビーガール』の貧乏くじ 芸能 むしろDAIGOの押し出しの強さよ 『ボンビーガール』打ち切り『池上彰の学べるニュース』降格……劇団ひとりの“不運”と“貧乏くじ” 2021/07/14 11:00 村上春虎 テレビ芸能ウラ情報お笑い芸人 『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)公式サイトより ヤラセ発覚や恋愛企画のスタートなど、騒動や迷走を連発した『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)が、今年9月いっぱいで終了するとみられている。後番組は中村倫也が司会を務める『一撃解明バラエティ ひと目でわかる』だと一部で報じられる中、目下『ボンビー』で貧乏くじを引いているのが劇団ひとりだ。 「『ボンビーガール』はもともと2011年4月から9月まで深夜枠で放送され、さらには過去5回のスペシャル番組が好評だったことを受け、13年4月から火曜夜10時にレギュラー化されたもの。この昇格にあたり、新たに加わったのが、劇団ひとりでした。しかし進行役は、水卜麻美アナウンサーが務め、司会は元TOKIO・山口達也。ひとりはあくまで杉村太蔵やDAIGOといったタレントと同じパネリストとしての起用でした」(芸能ライター) だが、そんな劇団ひとりに絶好のチャンスが訪れた。それが、元TOKIO・山口の降板だ。その理由について、ここでは紙面を割くことはしないが、山口が番組を去ったことで司会の座が空くことになった。 「山口の降板後、番組では毎週、スペシャルMCという肩書で香川照之や今田耕司、井上芳雄らが登場。山口のポジションを担っていましたが、こうした応急処置的なスペシャルMCも尽きてきて、ひとりがMCのポジションに立つことに。とはいえ、なんとなく“ぬるっと”昇格した格好で、番組から新MC決定といったアナウンスはありません」(同) 現在、番組のHPを見てみると、MCとして名前が記載されているのは水卜アナのみ。劇団ひとりは、杉村やハリセンボン、DAIGOと同じく「ボンビーファミリー」の一員として扱われている。またHPの集合写真でセンターにいるのは、水卜アナとなぜかDAIGO。劇団ひとりはDAIGOの横につくという構図で、実際にMCとして番組を回しているにもかかわらず、この扱いはまさに“貧乏くじ”にも思える。 しかし、気の毒な不運は『ボンビーガール』だけではなかった。かつてメインキャスターを務めていた番組でも、報われない出来事に見舞われていた。 「ひとりは08年から、本名の川島省吾名義で『学べる!!ニュースショー!』(テレビ朝日系)のメインキャスターを担当。そのニュース解説役に、池上彰がいました。ところが番組は1年で終了。その半年後、テレ朝は池上をメインにした『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』をスタートさせます。前身番組でメインを張っていたひとりは、土田晃之といったレギュラーコメンテーターの1人に降格していました」(同) 一体なぜ、MCポジションからはじかれてしまったのだろうか? 「ひとりも決して悪くはないんですが、決め手に欠けるというか……。例えば、フットボールアワー・後藤輝基は“たとえツッコミ”、麒麟・川島明はあの声の良さとソフトなツッコミ、有吉弘行もかつては毒舌と、それぞれ特徴があるのですが、ひとりの場合は、一言で言い切れない。つまりは、作ろうする番組の“性格”も決めにくくなるわけです。ひとりのたたずまいと巧みな司会テクニックは、それこそ川島と同じなのですが……」(放送作家) MCのポジションに恵まれないとはいえ、『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)でもレギュラーとして出演し、MC・中居との信頼関係も見て取れるなど、2番手、3番手のポジションはがっちり保持している。派手に司会をやって悪目立ちしたり、番組の数字に振り回されるよりも、堅実な生き方なのかもしれない。 (村上春虎) 最終更新:2021/07/14 11:00 楽天 劇団ひとりカプチーノを飲みながら むしろ嫁のほうがMC仕事向いてそう 関連記事 ファーストサマーウイカがバラエティから消えた!? テレビマンが「賞味期限残り1年」のタレントをズバリ告白中居正広は「細やかなテクニックが優秀」、若手ジャニーズは「どんぐりの背比べ」!? テレビマンがMCスキルを評価!コロチキ・ナダル、バラエティにCMにと出演増加のナゼ!? テレビマンに聞いた“ナダルワールド”4つの魅力テレビマンが名指し! めるる、お笑い第7世代……「今年が勝負」のブレークタレント5組『ロンハー』『ぐるナイ』YouTuberのテレビ出演に「結局は普通の人」「魔法が解けた」とテレビマンの本音 次の記事 ディーン、写真集に「期待外れ」の声 >