阿部寛『ドラゴン桜』V6・井ノ原『 特捜9 』が1・2位獲得、『大豆田とわ子』『レンアイ小説家』はワーストで終了! 4月期ドラマ視聴率ランク
ワースト2位と1位は、フジ系ドラマの『大豆田とわ子と三人の元夫』と『レンアイ漫画家』。松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』は、松主演作『カルテット』(TBS系、17年放送)などを担当した人気脚本家・坂元裕二氏によるオリジナル脚本。3度の離婚を経験したバツ3・子持ち社長の主人公・大豆田とわ子(松)が、3人の元夫(松田龍平、東京03・角田晃広、岡田将生)に振り回される姿を描いたラブコメディだ。“謎の男”としてオダギリジョーがドラマ後半戦に登場するなど話題を集めたが、視聴率は初回で7.6%を記録後、5~6%と低空飛行。全10話の平均は6.1%となった。
視聴率は残念な結果となったものの、コアな作品ファンがついており、「『大豆田とわ子』が最高! 構成、セリフ、出演者の演技がスゴすぎる」「元夫たちの演技も良い味出てるけど、オダギリジョーの存在感と色気に釘付けになった」と大好評。ナレーションは女優・伊藤沙莉が務めていたが、こちらも絶賛の声が相次いでいた。
そして、最下位になったのは鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』で、全11話の平均は5.4%だった。恋愛が超苦手な少女漫画家の刈部清一郎(鈴木)と、崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)の恋愛模様を描いた作品。初回は6.5%という今期最低のスタートとなり、3話で4.8%に下降するなど、“消費税割れ”が続いてしまった。結局、初回の数字を上回ることができず、全話1ケタで完結。
ただ、同作に対しても「視聴率は低かったけど面白かった」「久しぶりに笑って、泣いて、元気をもらえる最高のラブコメだった」と、温かいコメントが多く上がっている。原作は山崎紗也夏氏の同名漫画(講談社)だが、「原作知らなくてもめっちゃ楽しめた」との感想も見受けられた。