秋篠宮ご夫妻と国民に「謝らない」小室佳代氏は、話が通じない? 小室圭氏と眞子さまの結婚問題が「解決しない」理由を探る
「週刊文春WOMAN」に掲載されなかった可能性もあるが、佳代氏は記事の中で「お騒がせして申し訳ない」というニュアンスの発言をしていない。眞子さまに対しては、「ご心労をおかけして本当に申し訳なく思っています」と言ったものの、秋篠宮ご夫妻には言及せず、国民に対する言葉も見当たらない。
警察のお世話になるような「悪いこと」をしていないのだから、謝る必要はないと思っているのかもしれないが、自分のせいで愛する息子の結婚にブレーキがかかり、眞子さまや秋篠宮ご夫妻までバッシングにさらされ、「皇室不要論」を主張する国民まで現れた状況を考えれば、本心は別として、大人であり、親でもある立場から、エクスキューズ的な一言があってもいいのではないだろうか。「法に触れたわけではないから、謝らない」「でも、自分が傷ついたことは主張する」のは、小室氏の説明文書とそっくりで、話の通じなさは「よく似た母子」に思えて仕方ない。
オトナの世界では、「やりたいことをやるには、義務も果たす」のが暗黙のルールだ。上述したように、小室氏は結納の費用がかさむとわかった際、「母子家庭ということもあって、金銭的な余裕がなく……」と発言したようだが、その言い分が通るのは学生時代までだろう。一般的に、自活すべきとされる年齢をすでに超えており、幸いにして高い教育を受けているわけだから、眞子さまと結婚したいなら、仕事をして結納金を貯めるのは、小室氏の義務のようなものである。「母子家庭だから」という言い訳は通らないだろう。
週刊誌などで報道されている通り、小室氏は早くに父親を亡くし、母子家庭で育った。もしかしたら、母子ともども肩身の狭い経験や、心もとない思いをしたことがあったかもしれない。そうだとしたら、お気の毒なことだと思うが、それは同時に「個人的な事情」でもある。どの家族にも事情はあるわけで、「母子家庭」を伝家の宝刀のように振りかざす小室氏親子は、思考回路が自己中心的すぎやしないだろうか。
秋篠宮さまご夫妻や国民は、金銭トラブルの解決を求めているのに、この親子は常に、自分たちの事情と気持ちを訴えている。それでは当然、ご結婚問題はいつまでたっても解決しない。2人に悪気はないのだろうが、やはり「言っても言っても話が通じない人」に思えてしまうのだ。