「ヤフオク！」は「メルカリ」よりギャンブル性が高い!?　“入札バトル”を制するために取った、買い物狂いの執念の行動

ヤフオク！で勝ち抜く“作戦”とは？

　「ウォッチボタン」を押すだけなら、メルカリで「いいね」ボタンを押すのと同じように、「この商品、ちょっと気になってます～」程度の軽いノリでできるのですが、入札ボタンを押してその商品を狙っていることがライバルたちに気づかれてしまえば、入札が殺到し、商品の金額がグッと上がってしまうかもしれない。

　そこで私は、“ギリギリまで入札せず、ライバルたちを油断させておく。そして、残り時間が1分を切ったところでさっそうと入札する”作戦でいくことに。オークションの終了時刻は午後11時とありますし、その時間ならまぬけなライバルたちは寝ているに違いない……！　くくく……6,000円でアメリカーナのトップスを手に入れるのは、このあたしよ!!

　そんなわけで約1週間、来る日も来る日もライバルたちの動向チェックに明け暮れ、ついに決戦のときが近づいてきました。時刻は午後10時50分。指先は震え、私は「今すぐ入札したい!!」という気持ちをぐっとこらえてその時を待ち構えていました。

　そして終了時間5分前……。ぐふふふ……いまだ入札者はゼロ。こりゃ勝負はもらったわ。そう思った時です。なんと、入札が入りました。ライバルの登場です。くおおおおおお!!!!　こうなってしまうともう止まらないのです、千葉N子、いや千葉バカ子という女は。

　入札がある前は「6,000円で買えるなら買ってもいいよね♪」くらいに考えていましたが、ライバルが6,000円を希望した瞬間、秒で6,500円で入札。するとライバルは押し黙りました。しかし、これで勝負ありかと思いきや、オークション終了時間が延長されていました。ぬあんだって～～～!?!?!?　

　じりじりと時間がすぎるのを目を見開いて待っていると、残り30秒というときに「7,000円」のコールが入りました。このばかたれ～～～～～～!!!!!!!!!!　おぬしがそうやってギリギリで入札するとまた時間が延長されるやないけ～～～～!!!!!!!!!!

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