『スタンド・バイ・ミー』出演俳優が「両親の精神的虐待」を告白! 映画公開後の“知られざるエピソード”
『スタンド・バイ・ミー』で共演したリバーは、93年にヘロインとコカインの過剰摂取により23歳の若さで急死しています。ウィルは、リバーの死について「薬物やアルコールに漬かっていたことは知っていたから、驚かなかった」と回想。2人は、ウィルが15歳になるまで大親友だったそうで、映画の成功により急に注目され、パパラッチに追いけまわされ苦しむリバーの姿を間近で見ていたそうです。
「でも注目されなければスターで居続けることはできない。リバーはそんな状態に苦しみ、薬物に逃げるようになっていた。僕は嫌気がさすというより、怖くてなってしまい、外に出なくなった。そして、ゲームやインターネットの世界へ逃避するようになったんだ」とウィルは語っていますが、俳優業の傍ら、そのゲームやインターネットの世界で一目置かれる存在へと大成長。
オタクのイベントには時間を許す限り顔を出し、2001年には自身が立ち上げたウェブサイト『WIL WHEATON dot NET』の掲示板でファンやオタクたちと交流を開始。ブログの記事をまとめた自伝書『Dancing Barefoot』はヒットとなり、出版社から契約オファーを受けオタクへの道を綴った『Just a Geek』もリリース。オタク系サイトや雑誌に寄稿するなど著述業としても知名度を上げていったのです。ほかにも、映画やアニメーション、ゲームなどの開発ツール・プロバイダ米NewTek, Inc.で、Video Toaster 4000の開発に携わるほど、技術系オタクを超える活動もしています。
また、DCコミックのアニメ『ティーン・タイタンズ』やアニメ『NARUTO -ナルト-』『黒神』など数多くのアニメにも声優として出演。インターネットで配信されているウェブ・コメディ『LoadingReadyRun』やウェブ・シリーズ『Gorgeous Tiny Chicken Machine Show』などにも登場し、スケッチコメディーの舞台にも立っています。
01年にはインディペンデント映画『The Good Things』で俳優として高く評価され、映画祭で賞を獲得。07年、08年には人気ドラマ『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』『クリミナル・マインド FBI行動分析課』にゲスト出演し、話題となりました。