JO1ファン“JAM”座談会【後編】

【JO1ファン“JAM”座談会】バラエティ出演は「新規獲得の近道」、個人SNSは「やらかすから反対」!? デビュー後の活動を振り返る

2021/05/04 21:00
サイゾーウーマン編集部

 オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!、TBS系。以下、『日プ』)から誕生した、11人組グローバルボーイズグループJO1。20年3月4月にシングル「PROTOSTAR」でデビューを果たした彼らは、今年4月28日に3rdシングル「CHALLENGER」をリリースし、前日27日付オリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得するなど、今人気急上昇中だ。

 今回は、そんなJO1ファンこと「JAM」のアラサー世代3人に集まってもらい、座談会を開催。前編では、オーディションから3rdシングル「CHALLENGER」までの活動を振り返ったが、後編では、オンラインライブの感想や、「JO1の今後」について熱く語ってもらった。


前編【JO1ファン“JAM”座談会】推しがセンターなのに「しんどい」、CDを積むのに「疲れた」!? デビュー後の“本音”を吐露

<座談会参加者>
Aさん
:ジャニーズからK-POP、ハロプロまでアイドルは一通り網羅。『日プ』からの川西拓実&佐藤景瑚推し。
Bさん:アイドルにどっぷりハマったのはJO1が初めて。『日プ』からの白岩瑠姫推し。
Cさん:元ジャニオタ。『日プ』は最終回のみ視聴、JO1結成後からの與那城奨推し。

「バラエティ番組ばっかり出る」のは、是か否か?

――リリース以外の活動で、印象に残っていることはありますか?

A 彼ら、バラエティにめちゃくちゃ出てるじゃないですか? 企業とのコラボもえげつないぐらいやってるし(笑)。デビュー当時、「バラエティじゃなくて音楽番組に出て!」って言ってるJAMが多かったですけど、私は全然そう思わなくて。バラエティでもコラボでも、いろんなところに出て行ったことで、新規ファンを獲得してきたのを見てるから、「なんでもやってみるものだな!」って。

C それ、私もすごい感じてます! それこそこの前、奨くんと景瑚が『行列のできる芸能人通販王決定戦』(4月17日放送、日本テレビ系)に出てたじゃないですか? Twitterを見てたら「友だちに『あの番組に出てた人誰?』って聞かれたんだけど、奨くんのことだった。ファンになったみたい」っていうJAMのつぶやきがあって、「でかした!」って叫びましたもん(笑)。通販番組で新規ファンを捕まえてくるなんて思わなかったからこそ、いろいろ出てみるもんだと実感しましたね。


B バラエティ出演に関しては、やっぱり吉本興業のバックがある(※)のはデカい。確かに、音楽番組は十分に出られているとは思わないけど、バラエティにはめちゃくちゃ出てますし、なんならバラエティのほうが視聴者層が広いから、いい宣伝になる気がします。

 音楽番組って、今ではもはや“オタクが見る番組”じゃないですか? 自分の興味ある人以外は流し見しちゃうし。それなら、有名な俳優とかお笑い芸人が出てるようなバラエティに放り込んで、「この人誰だろう?」って興味持ってもらうのが、新規ファン獲得の近道じゃないかな。

(※JO1は、吉本興業と韓国のエンタテインメント企業・CJ ENMによる合弁会社・LAPONEエンタテインメントに所属している。そのため、バラエティ番組出演や吉本芸人との共演が特に多い)

C あと個人的に、“選抜メンバー”の選び方がすごくうまいと思ってて。例えば、ドッキリ番組はビビりの拓実が大活躍するし、頭脳系は高学歴の河野純喜と、頭が切れる川尻蓮くん。ビジュアルが目を引く白岩瑠姫と鶴房汐恩は、ワイプで顔がしっかり抜かれるように、VTRを見る系の番組……みたいな。さっきの通販番組に出てた奨くんと景瑚も、なんとなく主婦層に刺さりそうな2人なんですよ(笑)。

A 確かに、適材適所をしっかり考えてる感じがしますね。あとは、バラエティと歌番組のギャップで落ちる人も多そう。私、小学生の時に嵐・櫻井翔くんが出てたドラマ『よい子の味方 新米保育士物語』(日本テレビ系、03年)を見てたんですけど、当時は嵐どころかジャニーズすらよく知らなくて。でも、たまたま『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)を見てたら、『よい子の味方』の主題歌を翔くんが歌ってて、「え!? この人、歌って踊れるの!?」って衝撃を受けて、そこから嵐にハマったんです。こういう経験がある人、結構多いんじゃないかな?

C 韓国は音楽番組が多いから、K-POPをイメージしてJO1を見ると「バラエティばっかり出てる」みたいなイメージになりそうですけど、ジャニオタ的には、バラエティやドラマから入るのが“あるある”だったりしますよね。でも、そういったK-POPファンとの認識の違いも、デビューから1年でかなり埋まってきたかな。

B YouTubeのコンテンツが充実してきたのも、大きいような気がします。今までは、「この曲がいい!」「このダンスがカッコいい!」って宣伝したくても、差し出せる動画が少なくて、音楽番組に出ないと見てもらえないと思ってた。けど、MVのほかにもダンス練習動画とか、オンラインコンサートのパフォーマンス映像が公式YouTubeでたくさん見られるので、むしろバラエティで興味を持った人が、すぐに彼らのことを知れていいのかなと。

A テレビでチラッと見て気になって自分でいろいろ調べて、いつの間にかハマるってパターンが、一番“沼”ですもんね(笑)。

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