大野智、「ジャニーズ御用達」媒体での“新恋人”ホノボノ報道に見るご時世
たとえば、「テレビでよく顔を見かける人気MCでベテラン芸人のC」の場合だ。記事によればアシスタントはCのお気に入りか否かで決まるという。その手口はLINEを交換して食事に誘い、その流れで性的接触を試みる。かつてのように枕営業をあからさまに持ちかけると訴訟リスクもあるので、最近では段階を踏んで告発されにくいよう巧妙化しているらしい。さらに恐ろしいのは、誘いを断って長くアシスタントを続けた女性は、これまでいなかったということだ。さらに最近の声優ブームの中、アニメ・声優界でも「枕営業」が横行していることを、記事では詳細にレポートもしている。
芸能界の力関係などから沈黙し、また加害者を糾弾するのではなく、逆に告発したマリエを揶揄、さらには男性社会特有の「被害妄想」「売名」などと本質を歪め女性側を貶めて非難しようとする男性目線の論調も多い中、しかし「セブン」記事は、あくまでまっとうな女性目線を保っている。そして、こう訴えている。
「夢を抱いた被害者が恐怖と悔しさで震えるのはおかしい。被害者たちが声をあげ、さまざまな業界の加害者たちが震えるときが、もうすぐそこまで来ているのかもしれない」
まったく、御意・同意、である。
今週の「女性自身」と「週刊女性」のネタかぶりが、田原俊彦ネタだというのが面白い。双方のディテールには若干齟齬があるが、大雑把に言えば、あるときトシちゃんが仕事関係者に宣言した。同時期活躍し友人でもある中森明菜を表舞台に復帰させよう! 僕ならそれができる! と。そしてその場で明菜に電話したのだが。「おかけになった電話番号は現在使われておりません」(週刊女性)、「電話したが、コールバックなし」(女性自身)という結果だったとか。
記事では田原のトホホぶりが強調されているが、しかしトシの明菜に対する思い、復帰させたいとの志は素敵だ。マジでカムバックさせてほしい! 頑張れ、トシちゃん!!