サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」福原愛の不倫否定発言が信じられるワケ コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第545回】 福原愛、不倫疑惑報道で「週刊文春」に勝った「女性セブン」の不倫否定発言が信じられるワケ 2021/03/16 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 第1子が生まれてから初めて公のイベントに出席した二宮和也が、子どもについて語った。「無事に生まれてきて、健康に育ってくれれば、こんなに幸せなことはない」「初めて実感している」。素敵な“パパ笑顔”。子どもが苦手ともいわれた二宮だが、パパになって新たな一面が。アイドルだって人間だ! あらためてそう思わせる自然な笑顔だった。 「女性セブン」3月25日号(小学館) 第545回(3/11〜3/16発売号より) 1位「独占スクープ 福原愛 独占告白『不倫相手の素顔』と『あの夜のこと』」(「女性セブン」3月25日号) 2位「華原朋美 やしきたかじんさんの後妻が狙ったTKマネー」(「週刊女性」3月30日号) 3位「森田剛『俺はアイドルじゃない』りえとの結婚で気づいた役者の矜持」(「週刊女性」3月30日号) ※女性自身は合併号休み ぶっちぎりのスクープ。福原愛の別居、不倫について独走を続けている「女性セブン」だが、今週は福原本人の独占告白を掲載している。まさにタイトル通りの“独占”だ。同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、福原への夫のモラハラについての第2弾を詳細に報じているが、福原本人の肉声を伝えたのは「セブン」。ここ何年もの間、このようなスキャンダル、しかも同じ人物ネタで「文春」に勝った週刊誌、媒体はほとんどなかっただけに、快挙とも言えよう。しかも不倫をスクープした「セブン」に不倫をすっぱ抜かれた当事者の福原が登場し、独占告白する。これまた「文春」の十八番を奪うような展開だが、福原はどんなことを語ったのか。 まずは騒動を起こしてしまった謝罪から始まり、不倫相手とされたAさんとの関係を詳細に説明していく福原。不倫疑惑に関してはこう否定した。 「(ホテルの)部屋は2つ取って、一緒には過ごしていません。荷物を運ぶのを手伝ってくれたので、同じ部屋に出入りはしましたが…。自宅も一戸建てで、部屋はいくつもあるんです」 これは不倫疑惑をスクープした「セブン」先週号で、記者の直撃に対し福原が釈明した説明と同じものだ。そして「セブン」はこの福原の釈明に対し、反論する材料は持っていなかったと思われる。比べて恐縮だが、たとえばこれが「文春」ならば、取材班や記者が同じホテルの部屋を取るなどして、本当に2人が別々の部屋をとってバラバラに過ごしたのか、それともそれはあくまでカモフラージュで、実は同じ部屋で長時間過ごしたか否かまで取材しただろう。 次のページ 「セブン」「文春」も福原への愛を感じる 1234次のページ Yahoo バタフライ(Butterfly) 卓球 ラケット 福原愛 2000 シェークハンド 貼り上げ 16940 関連記事 記者をあぜんとさせた小室哲哉、語りまくるマーク・パンサー、そしてKEIKOは……globe三者の“離婚成立後”動向愛子さまを「ジャニーズWESTカレンダー」の宣伝に使う、「週刊女性」の皇室記事古舘伊知郎の問題発言、橋本聖子新会長の余波、権力者たちの会食……「性差別社会日本」の根深い問題長谷川博己・鈴木京香の結婚報道は風物詩? “知人コメント”で構成された女性週刊誌記事の怪しさ桂文枝の亡き妻との“美談”、森会長・二階幹事長の失言――マスコミの「男性目線」が助長する社会の女性蔑視