サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」大野智、「ジャニーズ御用達」媒体での“新恋人”ホノボノ報道に見るご時世 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第549回】 大野智、「ジャニーズ御用達」媒体での“新恋人”ホノボノ報道に見るご時世 2021/04/20 21:00 神林広恵(ライター) ジャニーズ嵐女性週刊誌ぶった斬り! 芸能界のセクハラ構造の実情 モデルでデザイナーのマリエが、15年ほど前、大物芸人だった島田紳助に「枕営業」を強要されたことを告発し、ネットを中心に大きな波紋を呼んでいる。マリエの告発によれば当時18歳だったマリエは、大勢がいる打ち上げの席で紳助から「ヤラせろ」と関係を強要され、同席していた出川哲朗、お笑いコンビ・やるせなすも「ヤリなよ」などと煽ったというもの。その後、出川らは否定コメントを出したが、マリエは「嘘はついていない」とキッパリと反論、さらに出川はCMが放送中止・動画削除されるなどテレビから姿を消した。 ここ数年前からの#MeToo運動など女性に対する性的搾取、そして権力者のパワハラも大きな問題になっており、今回のマリエの告発もそうした観点から大きな議論を呼んでしかるべきことだろう。だがしかし、ネットや一部週刊誌などでこれほど大きな話題となったにもかかわらず、テレビのワイドショーなどは、この問題をほとんどスルーしている。それは加害者とされる男性たちが売れっ子の芸人だったり、また引退したとはいえテレビ業界に大きな影響力を持つ吉本興業関連の人物ということも大きいだろう。 そんな中、「女性セブン」がこの問題を取り上げている。しかもマリエが告発した「枕営業」は過去のものではなく、現在も脈々と引き継がれている、と芸能界のセクハラ構造の実情を暴いているのだ。 次のページ 「業界の加害者たちが震えるときはもうすぐそこ」? 前のページ1234次のページ 楽天 Yahoo セブンネット 『FREESTYLE 2020 SATOSHI OHNO EXHIBITION』 大野智 作品集 関連記事 有吉・夏目、5年前の意味不明記事の裏側とは? “芸能界のドン”の顔色をうかがうマスコミの姿勢芸能史上に残る“恐怖と謎に満ちた”事件から5年、不死鳥のような有吉弘行と夏目三久の電撃結婚小林麻耶の別居報道で噴出、“洗脳”“支配”夫をめぐるヤバい軌跡と強烈なコメント福原愛、不倫疑惑報道で「週刊文春」に勝った「女性セブン」の不倫否定発言が信じられるワケ記者をあぜんとさせた小室哲哉、語りまくるマーク・パンサー、そしてKEIKOは……globe三者の“離婚成立後”動向