サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき“山口組一強”はさらに進む? コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき102 “山口組一強”はさらに進む? 元極妻が考える「ヤクザの勢力図2021」 2021/03/28 16:00 待田芳子(作家) 元極妻・芳子姐さんのつぶやき 組長を守ろうと姐さんが犯人にタックル そして、3月4日は、もうひとつニュースがありました。2019年1月に神奈川・川崎で稲川会系組長とその関係者がヒットマンに銃撃されて重傷を負う事件があったのですが、その犯人逮捕が報じられたのです。 この事件は、とっさに組長を守ろうと姐さんが犯人にタックルしているところが動画で配信されて話題になりました。しかも、ご自分は撃たれながらヒットマンを追いかけてるんですよ。そして組長はご無事だったとのこと。まさに「極妻の鑑」ですよ。私には絶対に無理です。※見にくいですが、最後に逃げるヒットマンを追いかけている人です。この時はすでに肩を撃たれていたそうです。 この事件は、いろいろ微妙でご紹介しないほうがいいかなと思っていたのですが、2年もたって犯人グループが逮捕されて、しかもそのうちの1人は住吉会でも武闘派で知られる幸平一家系の組長ですから、またもや「業界激震」となったので、少し考えてみたいと思いました。 報道では5人が逮捕されていますが、幸平一家系の組長以外の4人は不起訴、釈放されているようで、これも謎ですね。ヒットマンは組長ではないでしょうし。同じ日に報道されているのでわかりにくいのですが、オットの元兄弟分によりますと、「伊勢崎(『稲川会vs山口組』)は手打ちが済んでるけど、川崎の件(『住吉会vs稲川会』)は名門の幸平一家の関係者がパクられ(逮捕され)たから、関係者は大騒ぎだった」だそうです。 次のページ 住吉と稲川の抗争は誰得? 前のページ123次のページ 楽天 Yahoo セブンネット 極姐2.0 関連記事 未明の伊勢崎で山口組と稲川会が大乱闘! 元極妻が語る、ヤクザが抗争を起こすワケ「ヤクザの裁判」は死刑もアリ! 重罰化がますます進む時代を元極妻が考える先生、消防士、お坊さんも覚醒剤で逮捕! 需要があるから成り立つ「ヤクザの商売」外国人が犯罪者になる原因――元極妻が語るヤクザの偽装結婚史上初「指定暴力団トップへの死刑求刑」の波紋! 元極妻が語る激動のヤクザ社会