暮らし
伊藤まきの「お片付けSOS」相談!
キッチンカウンター収納、解決ビフォーアフター実例集! プロが“100均で簡単”機能的にスッキリ手直し
2021/03/15 19:30
整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します!
今日のテーマ:キッチンカウンター、100均グッズで手直し
前回に続き、「叶井俊太郎さん&倉田真由美さん夫妻の新居キッチン」を手直ししていきます。過去2回の記事で、キッチンの収納庫、キッチンの引き出しを片付けてきました。
今回はキッチンのカップボード上を片付けます。置き場がないと悩んで、床に直置きしている炊飯器や、食べかけの食材や常温野菜の保管場所を作っていきます。キッチン全体の目的は、家事動線を良くすること! 細かな収納で、大きな差が出ます。
[1:Before]「キッチン家電」を置く場所が足りない
写真上の炊飯器(白米用)のほか、玄米用の保温ジャーもスタメンで使用中だという叶井さん夫妻。引っ越し前の家でフル活用していた、電気調理鍋、ミキサー、ホームベーカリー、オーブン、トースターの計7台の調理家電を全部ボードの上に置きたいとお悩みでした。
[1:After]よく使うキッチン家電を、全面にスタンバイ収納!
カウンター上に散らかる食材や道具を引き出しに収めたことで、床に直置きしていた保温ジャー(玄米用)の置く場所を確保できました。ヘビロテの調理家電を一列に並べたことで、家事効率もアップ。もちろん、蓋の開閉と放熱の距離感も確認済です。
[2:Before]配線コードの散らかりで狭くなる?
コンセント周りが散らかっていると、食品カスや埃が付きやすく作業の邪魔になります。また、コードを置いている空間も写真のままでは無駄使い。小さなキッチンこそ、「配線コード」をまとめると◎。
[2:After]ダイソー「結束バンド」で浮かせる
ダイソーの「結束バンド(長め)」と「スパイラルチューブ」を使ってコード類を浮かせてまとめました。小さな工夫ですが、これだけでも狭いスペースには有効です。ほか、魔法のテープで棚下に固定するのもおすすめです。