【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

びっくりドンキー、ビッグボーイ、ココス「ハンバーグ弁当」選ぶならコレ! “1,000円以下”の高コスパ&さっぱりメニューをプロがおすすめ

2021/03/12 21:00
川村郁子(管理栄養士)

ココス&びっくりドンキー、“チーズ”のカロリーに注意!

――ではまず、「ココス」のおすすめハンバーグ弁当を教えてください。

川村 たっぷりの大根おろしで、さっぱりと食べられる「山盛り!!鬼おろしハンバーグ(ライス付き)」(690円/税別、以下同)がいいですね。ソースの脂質が少ないため、カロリーを抑えることができます。ハンバーグに脂質が多い分、ソースはさっぱりしたものを選ぶのがおすすめ。ブロッコリーが少しついているのもうれしいポイントです。

 もう少し食べごたえのあるハンバーグを選びたい方は、「ゴルゴンゾーラとトマト包み焼きハンバーグ (ライス付き)」(990円)もよさそう。トマトからはβカロテンやカリウム、食物繊維などが補え、ゴルゴンゾーラチーズにも、カルシウムやビタミンB群などが含まれています。ただし、チーズは脂質が多く、カロリーが高くなるので注意しましょう。

――続いて、「びっくりドンキー」のおすすめメニューはどれですか?


川村 びっくりドンキーは、好きなトッピングが選べて魅力的ですよね。同店の場合、ハンバーグは単品での販売となっていて、ライスは別で頼むことになります。「おかず+主食」として注文する場合は、ハンバーグ単品のカロリーに200~300kcalほどプラスされると考えましょう。

 その上で、トッピング前のシンプルな「レギュラーハンバーグ(150g)」(658円)は、ハンバーグをたっぷり食べて満足したい方におすすめ。かわいいサイズのブロッコリーも、一つついていますよ。あとはお好みでトッピングを選ぶ形ですが、「チーズインハンバーグ(150g)」(808円)や、「パインハンバーグ(150g)」(758円)がよさそうですね。

 「チーズインハンバーグ」は、カルシウムやビタミンB群をプラスできますが、その分、脂質やカロリーも多少アップ。「パインハンバーグ」は、パインから食物繊維が摂れる一方で、糖質もプラスされます。補いたい栄養素や味の好みで選びつつ、ほかの食事で余分なカロリーや糖質を減らす必要があるでしょう。

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