未明の伊勢崎で山口組と稲川会が大乱闘! 元極妻が語る、ヤクザが抗争を起こすワケ
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。
稲川会系組織が、六代目山口組二次団体・弘道会の傘下組織を襲撃
3月4日未明、群馬・伊勢崎で日本ではちょっと珍しい大乱闘がありました。Twitterなどで動画も拡散されていますね。
報道などによると、加害者は地元の稲川会系組織、被害者は六代目山口組二次団体・弘道会の傘下組織の組長と息子さん、そして組員さんの3人だそうで、すでに稲川会幹部が弘道会へ「お見舞い」に行ったとのうわさです。
東京スポーツは、乱闘の状況を「約20人ほどの集団に対抗勢力と思われる車が突っ込んだ。この車を全員でボコボコに。さらに一人を取り囲んで金属バットのようなもので殴り、蹴り飛ばした。ここに対抗勢力のものとみられる別の車が“加勢”に登場。取り囲んでいた男たちに突っ込んだのだ。誰のものかは分からないが、銃撃したような音まで聞こえる。さらにもう一台、別の車が現れ、何人も跳ね飛ばした」と伝えていますが、すごいですね。
被害者はいずれも重傷ですが、命に別状はないそうです。とはいえ、山口組の中でも有力組織の弘道会傘下ですから、「関係者激震」といったところでしょうか。
現場は、JR伊勢崎駅から南に約800mの繁華街で、キャバクラや居酒屋が並んでいます。一説には、以前からキャバ嬢の引き抜きをめぐってトラブルなどもあったようですが、真相はまだわかりません。
東スポは、「捜査関係者」の話として、「組関係者はほかの組関係者と飲んでいたようだ。その後、以前から険悪な関係だった半グレ勢力ともめごとになったようだ」と捜査関係者の声を紹介していました。
日刊ゲンダイでは、溝口敦さんが「本来なら(稲川会と山口組の)両組織がぶつかるなどあってはならないことだが、今回は稲川会側が弘道会側に手ひどく攻撃を加えたようだ。早晩、両組織の首脳部は話し合い、手打ちに持ち込むとみられている」と分析しています。このニュースが配信される頃は、もう実行犯は逮捕されて、一件落着していると思いますけどね。