[ジャニーズ最新言行録]

NEWS・小山慶一郎、19年飼った猫と別れ「苦しさを味わったからこそ」のアドバイスに反響

2021/03/03 17:25
華山いの(ライター)
猫のエッセイ本でも出してみる?

 NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)。3月2日深夜の放送回では、加藤シゲアキとレギュラーを務めている『NEWSな2人』(TBS系)で、小山が“多頭飼育”によって異常繁殖した現場を訪れた回を見ていたというリスナーから、猫を飼うための相談が寄せられた。

 「猫様を迎えるために、一人暮らし用でペットOKの家探しを始め、家が決まったら猫様グッズをフル装備で準備し、譲渡会やお見合いに参加しようと思います」「初心者の心構えや『コレがあったらいいよ』というアドバイスがあったら教えてください」というリスナーに、小山は「“猫様”っていうのいいよね! 俺も猫様って言いたい! もう身分は下でありたい」と共感。

 そして、事前準備のアイテムとして「猫って高いところとか好きだからキャットタワーとか使うけどね」「爪とぎは2個ぐらいあってもいいかな」とアドバイスした。

 小山は現在「ミルク」という猫を飼っているが、「ミルクと一緒にいるのがすっごい幸せじゃん。この期間」と切り出すと、「でもいつか死んじゃうわけじゃん。考えたくないけど考えとかないといけないし。この子が体調悪いときに自分が心の準備をしなきゃいけない」と、飼う上での心構えについて語り始めた。

 小山はミルクと出会う前、19年飼っていた「ニャン太」との別れを経験していることから、「つらさ、苦しさを味わったからこそ『もう飼えない』と思ってたんだけど、飼ったからには責任を持って最後まで可愛がってあげようと思った」という。その心境の変化の一つに、ある言葉があったようだ。


 「猫っていうのは、明日もなければ3年後も過去もない。今、この瞬間においしいご飯があって気持ちよく寝られる場所があれば、それで猫はいい。あなたは猫のその瞬間を少しでも幸せにできるようにしてあげてください」と、胸に響いたという文章を一部抜粋して紹介。小山は、「この瞬間の積み重ねが、飼い主にとっての使命なのかなって思った」という。

 そのうえで「だから今、飼おうとしてる人は(猫のための)モノとかグッズとかって思ってるけど、猫と向き合う心みたいなものも備えていかないと、必ずお別れがくるから」と、いつか来る別れについても考えておかなければいけないと説明し、「怖いけど、そのときに自分が絶対後悔しないように。そんな生活を猫様と送ってほしいなと思います」とアドバイスを送ったのだった。

 この放送に、ファンからは「私も猫を飼ってるから、すごく胸に響いた」などの声のほか、「猫ちゃんとの生活の様子や、飼うために必要な覚悟も参考になりました」「猫は瞬間を生きてるって話グッときた」といったコメントが集まっていた。

華山いの(ライター)

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2021/03/03 17:25
岩合光昭写真集 ねこ輝く
猫のエッセイ本でも出しそうな雰囲気じゃない?