ママ友LINEで白熱する話題「PTA委員」! 活動内容が不明、複雑すぎるルール……小学生ママが語る攻略法とは?
PTAは小学校とは運営が別のため、詳しい内容がわかりづらいのが難点だと、真琴さんは言う。
「実際に役員や委員を経験したママから話を聞くしか情報源がないんです。学校から配られた配布物を見ても、委員会の実際の活動内容や、どれくらいの頻度で会議をしているかがわかりません」
前年度のPTA活動は、特定の委員の募集がないままだったというが、次年度はどうなるのか不明だという。
「4月はPTAの委員の募集時期なので、仲の良いママ友と『どの委員に立候補する?』というメッセージを送り合っています。もしも子どものクラスがバラバラになったら、同じ委員をやることができるので、前もってどの委員をやりたいか相談していますね」
ママたちの間では、PTA活動は、低学年のうちに行ったほうが良いという通説があるようだ。
「子どもが高学年になると、塾に通うようになり負担も増える。特にうちの地域は3人に1人くらいの割合で中学受験をするので、低学年での委員を希望するママが多くて激戦のようです」
小学校によって、PTA活動は在学中に一度でいいという暗黙の了解があるところもあれば、ポイント制を導入しているところもあるという。
「ポイント制というのは、役員が3点、委員は2点、ベルマーク集めなどの係は1点と、役職によってポイントが設定されていて、卒業までに累計で◯ポイント貯めなければいけないというもの。一見、わかりやすそうですが、夏祭りやラジオ体操はボランティアなのでポイントなしなど独自ルールが多すぎて、保護者が困惑しているみたいです。別の小学校のママ友からは、『うちはポイント制だから、何度か委員やらなきゃいけない』というメッセージが来て、大変そうって感じました。ネットなどを見ても、学校によって係名やルールも違うし、実は参考にならないんですよ……PTA攻略には、いかに通っている学校のPTA経験者とつながるかが重要です」