サイゾーウーマンカルチャーインタビュー石橋貴明が嫌われたワケ カルチャー [再掲]インタビュー 石橋貴明、『THE夜会』で“戦力外通告”発言語る……YouTubeで復活も「なぜテレビ視聴者から嫌われた」のか? 2021/02/19 19:02 サイゾーウーマン編集部 インタビュー 「強い」イメージの脱却もよかった?(C)サイゾーウーマン編集部 とんねるず・石橋貴明が、2月18日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にゲスト出演し、番組MCの嵐・櫻井翔と対談を行った。 かつて石橋と中居正広がMCを務めた音楽番組『うたばん』(同)では、嵐・大野智が、先輩である中居に食ってかかるという「下剋上コント」が定番のネタになっており、これがきっかけで嵐のファンになったという人も多かったが、対談では、このコントが生まれたきっかけや裏話も披露。 また、石橋は嵐と接すると「自分が親戚のおじさんのような気持ちになっちゃって」と、その心境を明かすとともに、昨年末の嵐の活動休止については「5人が出した答えだから、俺らはそれをちゃんと応援していくしかない」と、見守るような気持ちで見ていたとも話していた。 一方、対談では、2018年に『とんねるずみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了したことを、石橋が「戦力外通告」と表現したことも話題に。櫻井は、この発言を「意外だった」と語ったが、「ボロボロですよ」「ユニフォーム脱がされてしまうんだなって」と、当時の気持ちを吐露していた。 ところが、石橋は20年にYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を開設し、これが大当たり。チャンネル登録者数は150万人を突破し、再生回数100万回を超える動画を連発するようになった。対談ではYouTubeを始める前までは精神的に落ち込んでいた時期もあったというが、現在ではYouTubeでの成功を機に、テレビ界からも再注目されている状況といえるだろう。 そもそも石橋は、なぜテレビ界から戦力外通告をされたのか。『みなさんのおかげでした』が終了し、深夜番組『石橋貴明のたいむとんねる』がスタートした際には、ネット上で「石橋のバブルノリが嫌だ」という声が多数飛び交っていたものだったが、サイゾーウーマンでは当時、「バブルノリとは何か?」「なぜ今の時代に合わないのか?」について迫る記事を掲載していた。 取材に協力いただいた、元吉本芸人で、“コミュニケーション学”や“笑い”に関する研究をしている桜美林大学講師・瀬沼文彰氏は、石橋のバブル期の武勇伝は「若者には“ギャグ”に聞こえない」と指摘、またその笑いについて「パワハラ上司的に見える」と評していた。また今から2年以上前に、瀬沼氏は早くもYouTubeに活路を見いだす可能性を示していたのだが、その理由とは……。石橋が“再ブレーク”を果たした今、同記事をあらためて掲載する。 (編集部) 次のページ 「石橋貴明のバブルノリ」が嫌われてしまうワケ――フジ『たいむとんねる』大コケを考える 12345次のページ 楽天 とんねるずベスト足跡 関連記事 石橋貴明、「モテる」に重きを置かない若者とのギャップ――「40年ぶりレギュラーゼロ」報道に思うこと指原莉乃は、ポスト・石橋貴明? 巧妙な“ブスイジり”テクニックを読み解くにゃんこスターはなぜ若者にウケる? 「YouTuber的」「いいね!感覚」変容する“面白い”の意味石橋貴明と鈴木保奈美の長女、芸能界デビュー説もネットは冷ややか? 前妻との娘は、女優デビュー後にスナックバイトとんねるず・石橋貴明、YouTubeの「NOシャブNOライフ」シーンが話題のウラで……NHKから「20年ぶり」出演オファー!