菅田将暉主演映画『CUBE』リメークに拒絶反応も……「駄作の予感」「グロいシーンはどうなる?」
俳優・菅田将暉が、カナダ映画『CUBE』(10月22日公開)のリメーク作品で主演を務めることが明らかになった。オリジナル版は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして、世界中でカルト的人気を誇った作品。ネットユーザーからは驚きや喜びの声が上がっているほか、「邦画で『CUBE』の世界観を再現するのは無理でしょ」といった否定的なコメントも見受けられる。
オリジナル版の『CUBE』(ヴィンチェンゾ・ナタリ監督)は、突然、謎の立方体に閉じ込められた見ず知らずの男女6人が脱出を試みる密室サスペンス。次々と襲いかかる殺人トラップなどをかいくぐる中で、それぞれの人間性もあらわになっていくというストーリーだ。今回が初の公認リメーク作品で、ナタリ監督もクリエーティブ協力で参加。菅田のほか、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎の6人がメインキャストを演じる。
撮影は昨年秋に行われたといい、菅田は「この場所がなんなのか。僕らは何と戦っているのか。撮影しながらも頭の中は疑問だらけでした。映画というよりは演劇的空間の中で、共に過ごした演者のみなさんとは奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら」と、コメントしている。
「キャスティングは豪華ですし、ナタリ監督のサポートを受けていることからも、配給・松竹の気合が感じられます。しかし、原作はグロテスクなシーンも含まれているため、同作を知るネットユーザーの中には『グロいシーンはどうなるの? その要素がなくなったら意味ない』『ヘタにCGを使って安っぽさが強調され、オリジナル版よりもクオリティが低い映画になりそう』と、不安視する者も。また、YouTubeでは特報映像が公開されているのですが、コメント欄には『駄作の予感』『セットが陳腐でひどい』『いまさらリメークは遅い』『規制されて絶対しょぼくなる』と、辛らつな意見が複数書き込まれています。オリジナル版に思い入れがある人ほど、リメークに拒絶反応が出ているのでしょう」(芸能ライター)
それでも「『CUBE』のリメーク版めちゃくちゃ楽しみ!」「ナタリ監督が協力してるなら見たい」と、期待の声も少なくない本作。果たして、本家を超えるほどのヒット作になれるのだろうか?