「Domani」不定期刊行へ! 「“ママに見えない”が最高のほめ言葉」で物議、同誌が目指したのは「デヴィ夫人とアパ社長」?
ファッション誌「Domani」(小学館)の2・3月号が発売になりました。2年前、ワーママ向けに大胆リニューアルされ、「ママと呼ばないで」「“ママに見えない”が最高のほめ言葉」というコピーが物議を醸した同誌。ありあまる個性を発揮しながら隔月で発行されていましたが、今号では残念なお知らせが。なんと「Domani」、隔月刊は今号で終了し、今後は「不定期刊行」になると発表されているのです。
突然すぎて悲しみが大きいですが、ともかく今号の中身を見ていきましょう……。
<トピックス>
◎news! 2021年、Domaniはハイブリットマガジンに生まれ変わります!
◎30→40代「私たちはどう生きるか!?」
◎2020→2021 みんなの「沼」図鑑
オンラインサロンではまだ稼ぐ「Domani」
隔月刊から不定期へ――。これは愛読者にとっては大きな発表事だと思うのですが、実はこのお知らせ、最後の1ページでサラリと触れられているだけ。不自然、かつ突然すぎて、受け入れがたいです。
これって実のところ“やんわりとした廃刊”なのでは!? と疑ってしまいますが、いつでもキラキラ輝いていることが信条の「Domani」は、今回の件もやけに前向きに装っています。不定期刊になる事実を「news! 2021年、Domaniはハイブリットマガジンに生まれ変わります!」と表現し、「令和の新しい媒体、それがハイブリットマガジンです!」と何となくいい感じに言い換えているのです。
ポジティブ変換力は、見習いたいところですが、しかし、具体的な方針は定まっていないよう。次の発刊は「ファッションや生活が変わるタイミングで」と書かれており、なんとも曖昧です。
ちなみに月額3,000円の「Domaniオンラインサロン」の会員は今も絶賛募集中とのこと。こちらも昨年7月2日時点で会員数61人、現在は83人(1月28日時点)と、盛況とはいえない数字。不定期刊となっても月額3,000円は変わらないようで、一体サロン内では何が行われているのだろうと謎は深まります。