【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

「無印良品」400円以下、“冷凍食品おつまみ”おすすめ6選! プロが宅飲みに選ぶ「優秀メニュー」

2021/01/08 21:00
川村郁子(管理栄養士)
「無印良品」400円以下の冷凍食品おつまみおすすめ6選! プロが宅飲みに選ぶ「優秀メニュー」の画像1
Wikipediaより

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

無印良品、冷凍食品の魅力とは!? “宅飲み”にピッタリなおつまみ6選

 再び「ステイホーム」が呼びかけられる今、仕事終わりの晩酌を、おうちで楽しんでいる人も多いのでは。そんな中、「冷凍食品のおつまみ」が注目を集めており、特に無印良品のメニューが優秀だと、ネット上で話題になっています。そこで今回は、管理栄養士の川村先生に、栄養価の面から「おすすめおつまみ」を6品紹介してもらいました。

――無印良品の食品といえば、レトルトカレーやお菓子のイメージが強いですが、冷凍食品も種類豊富ですね。

川村郁子先生(以下、川村) ごはんやパン、麺類といった主食から、メインのおかず、副菜のお惣菜など、どれも素材を生かした無印良品らしいラインナップが魅力です。特に冷凍のお惣菜は、根菜類や海藻類、葉野菜、大豆製品など入っている食材が多く、いろんな栄養素が摂れるのがいいですね。ごはんにもお酒にも合いそうなので、忙しいときに野菜のおかずを1品プラスできたり、おつまみとしても活用できるでしょう。

 手作りで用意したほうが割安かも……と感じる価格かも知れませんが、お惣菜は1袋当たり200gほどなので、2~3人で食べたり、冷凍して数回分に分けられると考えれば、そこまで割高ではないはず。からあげや餃子など、一から作るのが大変なものは、時間の節約としてどんどん活用していいと思いますよ。


――無印良品の冷凍食品と、他社の商品はどんな違いがありますか?

川村 違いがわかりやすいのは、からあげですね。無印良品の「醤油からあげ」はむね肉を使用しているのですが、脂の多いもも肉よりもしっかりした食べ応えで、ヘルシーなんです。また、化学調味料を使わないシンプルな味付けになっているようなので、素材の味やしょうがの風味を楽しみたい方にもおすすめ。

 イオンのプライベートブランド・トップバリュの「ごろっとうまい若鶏ももから揚げ」はもも肉を使っていますし、冷凍食品の定番ともいえる味の素の「ザ★から揚げ」はにんにく油で風味付けされていて、どちらかといえば“ガッツリ食べたい人”向けといえます。無印良品のからあげは、こうした商品とは差別化されているようですね。

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