さざ波アワード2020

アインシュタインと堀江貴文を敬愛! ジャガー横田と木下博勝医師の息子・大維志、“中2病全開のTwitter”がアツい

2020/12/31 18:00
佃野デボラ(ライター)

第2位 YouTubeの「亀田史郎チャンネル」にて亀田姫月が父・史郎へのドッキリをプロデュース。仕掛け人である“西成の輩(ヤカラ)”風おっさんにまんまと騙され、史郎が「おん?」と凄むシーンが妙味

 「亀田史郎チャンネル」のブレインでありディレクターでもある娘の姫月が、同番組で史郎へのドッキリ企画を敢行した。大阪屈指の治安がアレな地区・西成でロケを行い、いかにも輩(ヤカラ)風の仕掛け人の男性が、自電車でぶつかった女性にしつこく絡んでいるのを目撃したら、史郎はどうするか? という内容だ。

 ドッキリが開始するやいなや、姫月の目論見通り、即座におっさんを制止して女性を守る“正義漢”ぶりを見せた史郎。「やめといたれ、女の子や」と女性をかばい、「輩多いからな、気ぃつけや」と女性を逃してあげるジェントルマン史郎。しかし、おっさんと押し問答になっている間の史郎の「なにコラ?」「おん?」「でにするんかい?」などのワードチョイスと語気を一聴すれば、どっちが輩なのかわからなくなってくる気もするが、そんなことはどうでもいい。世界広しといえども、こんな太った野良猫のようなおっさん2人が西成の道端で激しく威嚇し合う面白動画を見せてもらえるチャンネルが、ほかにあるだろうか。

 そして、2匹の野良猫がたっぷり「なにコラ?」「おん?」とやり合ったところで、企画者の姫月からネタバラシ。その後は終始ご機嫌で、「エグっ!」「仕上がってる!」「いままでのドッキリ史上No.1」と姫月のディレクションを絶賛し、笑顔を見せる史郎であった。最後はもちろん決め台詞の「3150!!」で〆てエンド。いいもん見させてもらった。


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