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Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』10個のトリビア! リリー・コリンズは「実はフランス語が得意」!?

2020/12/25 19:40
堀川樹里(ライター)
Netfkix公式サイトより

 パリを舞台に“海外で活躍する”ミレニアル世代女性の恋愛と仕事に対する本音を描いた『エミリー、パリへ行く』。10月にNetflixで配信されるや否や、新型コロナウイルス感染症パンデミックで自主隔離生活を余儀なくされている、海外旅行を懐かしむ人たちのハートをがっちりとつかみ、大ヒット。楽しい気分にさせてくれると話題になり、早々にシーズン2の制作が決定した。

 同作を手がけたのは、ニューヨークを舞台にオンナの恋愛や仕事に対する本音を描き、世界的に大ヒットしたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(以下、SATC)』(1998~2004)のクリエーター、ダーレン・スターと衣装デザイナーのパトリシア・フィールド。おしゃれでカラフル、笑えるけれど甘酸っぱい気分にさせてくれるのは、ヒットメーカーの2人がタッグを組んだからだと好評だ。

 女子力が高すぎるファッションも注目の的になっており、主人公エミリーが身に着けているブランド商品が飛ぶように売れていると報道。このコロナ禍において、ファッション界に大いに貢献したことも話題になっている。

 フランス人からは「ステレオタイプもいいとこ」「嫌みにも程がある」とブーイングの声が上がったが、世界中の女性から共感を集める、そんな『エミリー、パリへ行く』のトリビアを今回はご紹介しよう。

【トリビア1】『SATC』キャリーへのさりげないオマージュ

 エミリーが、パリに赴任後、仕事で最初に参加したパーティで着用した“黒のチュールスカート”は、『SATC』最終話で主人公キャリー・ブラッドショーがパリで着ていた“パステルグリーンのチュールスカート”へのオマージュ。これは衣装デザイナーのパトリシアが明かしたもので、エミリーのネームイヤリングも、キャリーのネームネックレスをオマージュしたものだと語っている。

【トリビア2】オードリー・ヘプバーンへのオマージュもあり

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 エミリーがオペラを観に行くシーンで着用した“黒のオフショルダーロングドレス”は、名作『パリの恋人』(57)でオードリー・ヘプバーン演じるキャラクターが“エメラルドグリーンのイブニングコート”を着用したシーンへのオマージュ。両シーンともパリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)で撮影したもので、パトリシアは「リリーは見事にオードリーにチャネリングしていた。『オードリー・ヘプバーンがいるわ!』って感動したもの!」と語っている。

【トリビア3】リリー・コリンズはフランス語が得意

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 幼少期にフランス語を学び、ネイティヴのように話せていたというリリー。成長するとともに勉強をやめてしまったため、撮影当初はフランス語がうまく出てこなかったそうだが、次第に感覚を取り戻し、すぐに話せるようになったという。そのため、何も理解できないエミリーを演じるのが妙な感じだったとのこと。ちなみにダーレンも、本人は謙遜して認めないが、フランス語が流暢に話せるそうだ。

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