サイゾーウーマン海外『ゲースロ』のトリビア 海外 何倍も楽しめるトリビアを紹介 『ゲーム・オブ・スローンズ』8つのトリビア! IKEA活用の衣装にブッシュの生首、あの人気ミュージシャンも登場 2019/06/08 16:00 堀川樹里 海外ドラマの向こうガワ海外ドラマ 『ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット』 5月に最終回を迎えた、人気ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。怒涛の展開を見せた最終話は賛否両論だったが、最終シーズンは1話約1,500万ドル(約16億2,000円)の制作費用をかけている作品だけに、見応えは十分。今なお余韻に浸り続けるファンは多い。 超自然現象や魔法、巨大なドラゴンが登場する中世ヨーロッパのような暗黒の異世界を舞台に、7つの王国からなる統一王朝の支配者“鉄の玉座”をめぐってって死闘を繰り広げる諸名家の興亡を描いた同作。ジョージ・R・R・マーティン著の人気ファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』が原作となっている。莫大な制作費を投入した迫力満点な映像のほか、グロテスクな暴力シーン/セックスシーンが多く、“大人が楽しめるファンタジードラマ”として世界的に大ヒットした。 ヒットのもうひとつの要因は、登場人物たちのキャラクター。冷酷かつ残虐な王、小人症というハンディがあるものの頭脳明晰で情にも厚い男、壮絶な戦いの中で凛と強く生きていく女性たちなど、魅力たっぷりなキャラクターが登場し、「善人かと思ったけど、見方によっては悪者かもしれない」という展開も。 動画ストリーミングサービスのAmazonプライム・ビデオやhuluなどで配信されており、最終回を見終え改めてシーズン1から見直すファンも多い。今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』を、何倍も楽しめるトリビアを紹介したい。 衣装はIKEAのラグ 莫大な制作費用をかけて異世界を描いている同作。登場人物たちが着ているものは、中世のヨーロッパのものに酷似しており、衣装代が高そうだ。しかし、番組の衣装デザイナー、ミッチェル・クラプトンは、2016年にロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館で行った講演で、「ナイツウォッチ」と呼ばれる守備隊が着用している毛皮の防寒ケープは、IKEAで売っているラグを使ったと告白。お手頃価格のラグを切り、縫い合わせ、皮のベルトを付け、温かく見せるように毛羽立たせたそう。これにIKEAは大喜びし、該当ラグを使った「ナイツウォッチ」の防寒服の作り方を簡易なイラストで公開し、話題となった。 最も高額な“死ぬシーン”は ストーリー上、とにかく死人が多い『ゲーム・オブ・スローンズ』。火あぶりや斬首などの衝撃的な死、あっけない死など、大人だけでなく子どもも容赦なく殺される。 そんな作品の中で、撮影費用が最もかかった「死ぬシーン」は、シーズン5第10話。メイジー・ウィリアムズ演じるアリア・スタークが、イアン・ビーティー演じるマーリン・トラントを殺害するシーンだった。 これは製作総指揮者のD・B・ワイスとデイヴィッド・ベニオフが2017年に明かしたもの。「復讐に燃える少女アリアが、小児性愛癖のある王の盾・マーリンを娼館で殺すシーン」を挙げ、「本当に目をぶっ刺すわけにはいかなかったわけだから」と説明。ナイフで両目を潰され、うめき苦しむマーリンの顔のアップがあるのだが、リアルを追求した特殊メイクにかなりの費用がかかったとのこと。 次のページ ブッシュ元大統領の生首で謝罪 1234次のページ 楽天 ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット 関連記事 他局ドラマにまで出演する名物刑事、ゲストは大物スターばかり……『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のトリビアベーカー街221Bへのこだわり、意外な人物たちの出演……ドラマ『SHERLOCK シャーロック』のトリビア10選消えたアビーのタトゥー、親族だらけの現場……あなたが知らないドラマ『NCIS』の7つのトリビア降板時にデス・パーティーを開催!? 『ウォーキング・デッド』の興味深いトリビア10選(後編)ウォーカー役のギャラはいくら? 『ウォーキング・デッド』の興味深いトリビア10選(前編)