2020年、YouTubeニュースベスト3! 国内最大専門サイト「ユーチュラ」に聞いた、“注目しているYouTuber3組”も発表
ショートビデオプラットフォーム「TikTok」で国内最多、2000万人以上のフォロワーを持つじゅんやは、今年9月に開設したYouTubeチャンネルで爆発的に登録者を増やしています。開設からわずか98日で300万人を達成しており、これは嵐が記録した346日を大幅に上回る記録です。
じゅんやがYouTubeにアップしているコンテンツはすべてTikTokからの転載で、一般的なYouTuberとは異なる上、視聴者のほとんどが外国人という特殊な存在。実はユーチュラのチャンネル登録者数ランキングでも、このところ勢いが目立つのは、海外での人気が高いチャンネルなんです。来年は、“海外向けYouTuber”がより勢いを増す可能性があるとみており、じゅんやがこのペースでトップYouTuberの仲間入りを果たすのか、注目しています。
2021年に注目しているYouTuber:水溜りボンド
400万人以上のチャンネル登録者を持つ、トップYouTuberの水溜りボンド。実は今年、登録者が初めて“減少”に転じました。8月の438万人をピークに、12月末には428万人まで減っています。
登録者全体に対して見ればわずかな数字ですが、トップYouTuberで登録者が減ること自体が異例。動画の再生数も低下傾向で、SNS上では「オワコン」との指摘も続出しました。テレビやラジオで冠番組を持つなど、YouTubeの外でも活躍が目立ち、勢いがあるように見える水溜りボンドですが、ネット上での影響力は落ちている様子。
なお、水溜りボンドは15年の活動開始以降続けていた、「毎日動画投稿」を来年からやめると宣言しており、これがどういった結果をもたらすのか気になるところです。
2021年に注目しているYouTuber:コムドット
「地元ノリを全国ノリに」「放課後の延長」を掲げるコムドットは、ドッキリ動画などで人気の5人組YouTuber。今年1月の時点でチャンネル登録者数は10万人台でしたが、「年内登録者50万人」を目標に掲げ、10月以降に登録者が急増。12月に50万人を達成して有言実行を果たしています。
コムドットはチャンネル登録者数に対して動画再生数や評価数が多く、50万人達成のタイミングでは、ユーチュラにもアクセスが殺到。リアルタイムでチャンネル登録者数を表示できるようになっているため、節目が近づくと「○○万人達成」の瞬間を見るために、ファンのアクセスが増えることがあるのですが、コムドットの場合はこれが顕著だったんです。注目度の高さを実感できましたね。
50万人達成後の12月9日、リーダー・やまとは「【宣戦布告】全YouTuberに告ぐ コムドットが通るから道をあけろ 俺らが日本を獲る」という大胆不敵なツイートをして話題に。YouTuber・マホトとのコラボ動画では、やまとが「全YouTuberを敵に回してでも、上に上がりたいなっていう覚悟でYouTubeやります」と発言したのも印象的でした。
■取材協力:ユーチュラ