サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」フワちゃん、怒られない若者に思うこと コラム 仁科友里「女のための有名人深読み週報」 YouTuber・フワちゃん、バイトの先輩に逆ギレ! 「怒られなくなった若者」は生きにくくないのか? 2020/12/17 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 フワちゃんが流行語大賞になったよ! あたしが今年のリーダーだ??? 縁起ものだからみんなフワちゃんのおへそ触ってぃぃょ 来年もハイパー楽しも???☯️ pic.twitter.com/AIAF8YXqX2 — フワちゃん FUWA (@fuwa876) December 1, 2020 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。 <今回の有名人> 「今まで怒ってきた人を種類別に分析してみた」フワちゃん 『あざとくて何が悪いの?』(12月11日、テレビ朝日系) 若い人を怒ってはいけない、ということは、現代の中年の間でコンセンサスを得ていると言えるだろう。私も中年だが、同世代の美容師さんが新人を注意したところ、その子は「お昼を買ってきます」と言ったきり、二度と戻って来なかった(そのまま辞めて、ご両親が会社に私物を取りに来た)そうだし、私の夫(会社員)も若い子をへたに注意すると、怒られるのが怖くてミスを隠すから、絶対に怒らないと決めていると言っていた。 そういう時代なのだと思うが、その一方で、若い人はそれで生きにくくないのか疑問に思う。仕事をしていてミスをしないということはあり得ないし、また自分のミスでなくても、頭を下げなくてはいけない場面もあるだろう。そういう時はどうするのかと思っていたところ、12月11日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)で「怒られたときの対処法」が取り上げられていた。 この日のゲストは、2020年のテレビ界を席巻したニュースター・YouTube芸人、フワちゃん。明石家さんまや和田アキ子ら大物芸能人を呼び捨てにしても、怒られないフワちゃん。しかし、バイトでは怒られまくりで、15回クビになった経験があるそうだ。そんなフワちゃんが、人にガチで怒られたとき、そのショックを和らげるために「今まで怒ってきた人を種類別に分析してみた」そうだ。 番組MCの弘中綾香アナは「怒る人は絶対に怒りますからね」、南海キャンディーズ・山里亮太は「聞き流し術って大事ですよ」と、怒ってくる側が理不尽かのようなニュアンスを含ませていたが、実際のフワちゃんのエピソードから考えると、私には怒られて当然のように感じられた。 次のページ 怒ってくる先輩を「気分屋」扱いのフワちゃん 123次のページ 楽天 フワちゃん完全攻略本 関連記事 ローラ、フワちゃんを「合わない」と拒絶! 彼女がもはやテレビで“好感度の高い振る舞い”をする必要がないワケYouTuber・フワちゃん、坂上忍を「あんた」呼び! 「タメ口強気キャラ」が芸能界で通用しないと思うワケ高畑裕太、復帰の足を引っ張るのは母・高畑淳子? 「被害者の椅子」に座ろうとする彼女に思うこと金子恵美は、なぜ宮崎謙介と離婚しないのか? 4年ぶり二度目の不倫を許した“政治的判断”眞子さまは国民の信頼をなくし、秋篠宮ご夫妻は「子育て失敗」とまで……それでも“何もしない”小室圭さんと佳代さんに思うこと