サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ元ポン中が語る「シャブとDV」問題 コラム 知られざる女子刑務所ライフ105 坂口杏里も酒井法子も、薬物を始めたきっかけは男!? 元ポン中が語る「シャブとDV」問題 2020/11/29 16:00 中野瑠美改め瑠壬(作家) 知られざる女子刑務所ライフ やっぱりクスリはオトコが悪い(笑) 女性のクスリ問題が、まずオトコ絡みなのは大前提としてありますね。ラリってる動画がさらされて、お騒がせの坂口杏里さんも、なぜか出演したYouTuberの動画で「私が寝てる間に多分やらされたんですね。寝てる間に多分吸わされたんですね。多分何種類かを」と証言しています。 何を言うてるか、ちょっとわかりにくいのですが、まあ寝ている間に誰かに打たれるのもあるかもしれませんね……って、ないと思いますよ(笑)。 杏里さんのように寝てる間はわからへんけど、女子の「クスリデビュー」は、まずほとんどがオトコ経由です。瑠美もそうでしたが、のりピーこと酒井法子さんも、最初は「当時の夫に勧められた」と言っていましたね。 ちゅうても、もうだいぶ前に離婚してるのに、11月12日にまた「元夫」氏が覚醒剤の使用でパクられた(逮捕された)時は、「のりピーの元夫また逮捕」とニュースになりました。 マスコミが「のりピーの元夫」と呼んだことで、「それって必要?」とネットで叩かれているそうです。「とっくに離婚してるのに、のりピーがかわいそう」とか「『のりピーの』をつけへんとニュースにならんのか」ちゅうことですが、これは、私はそんなにのりピーが気の毒とは思わないです。だって、そんなオトコと結婚してシャブを使てたんですから。 いったんシャブに手を出してしもたら、それは一生ついて回るちゅうことです。瑠美もオトコに勧められて軽い気持ちで手を出してしまいましたが、今も後悔でいっぱいです。でも、思えば高い授業料でしたが、連載させてもろたり、テレビやラジオで発言させていただけるのも、シャブのおかげ……ですかねえ(苦笑)。 前のページ12 中野瑠美改め瑠壬(作家) 1972年大阪・堺市生まれ。覚せい剤取締法違反で4回逮捕され、合計12年の懲役を経験。出所後は、刑事収容施設への差し入れ代行業や収容者と家族の相談窓口などを行う。現在は堺市内で「Night Space祭」を経営。著書『女子刑務所ライフ』(イースト・プレス)がある。 記事一覧 Instagram:@rumichibi1209 瑠壬公式YouTube 最終更新:2020/11/29 16:00 楽天 Yahoo セブンネット 女子刑務所ライフ! 「一生ついて回る」という言葉が重い 関連記事 坂口杏里の「ラリってる動画」を元ポン中が分析! 騒動をめぐる3つの疑問点ムショでの読書は「親鸞」が人気!? 「慰問のプロ」杉良太郎とATSUSHIのオススメ本を、元女囚がジャッジ刑務所が3密すぎて裁判に! 元女囚が考える、獄中のコロナ問題と刑務作業「刑務所に何度も入る人を減らすには、どうすれば?」元女囚・中野瑠美が読者の質問に答えてみましたコロナ禍で大麻樹脂等は3割増、シャブは8割減! 元ポン中が語る「違法薬物取締事情」 次の記事 山下智久の英語力と演技の実力は? >