「完全に『ママ活』ですよね」バイト先の大学生とセックスする日々……子持ち女性が「1万円を渡し続けた」ワケ
家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃないか? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。
数年前からよく耳にするようになった「パパ活」という言葉。主に大学生から20代前半の独身女性が、年上の男性とデートをする見返りに、金銭を受け取ることだが、男女が逆の「ママ活」も存在しているという。
そして、パパ活、ママ活は基本的には「体の関係はない」とされているが、例外もあるようだ。今回お話を聞かせていただいた夏樹さん(仮名)も、肉体関係ありきで男子大学生にお小遣いを渡していた“ママ”の一人だ。
「そもそも、当時の私は、『ママ活』だとはまったく思っていませんでした。相手も同じ気持ちだったと思うのですが、はたから見ると、完全に『ママ活』ですよね……」
肩を落としてそう答える夏樹さんは、バツイチのアラフォー独身女性。成人している子どもがいるとは思えないほど、若々しいルックスをしている。
「結婚が早かったんですよ、いわゆる『できちゃった婚』です。当時住んでいた地元ではちょっと名が知れた男性だったので、これは手放すものかって思ったんですよね」
夏樹さんの元ご主人は、当時、地元のリーダー的存在だった。広い土地と大きな家を所有していて、地元で有名な事業を展開していた。
「例えば、祭りの時には、リーダーになって神輿を担ぐようなタイプ。その日は朝まで、地元の若い衆が彼の家に集まってお酒飲むっていう……。そういう人、田舎ではものすごくカッコよく見えちゃうんです。『田舎あるある』ですよ」
結婚して1児を授かった夏樹さんだが、妊娠中から元ご主人は浮気を繰り返していたそうだ。
「私と子どものことは放ったらかしで、独身時代と同じように朝まで飲み歩いたりすることもしょっちゅうでした。浮気もバレバレでしたし……彼は地元では『御山の大将』だったからしょうがないんです」