『東大王』『東大生が通販してみた!!』……テレビ界では人気者、それでも「東大女子はモテない」説は本当か?
――「アニバーサリーパートナー青山」では、親御さん向けの相談会も実施しているそうですが、東大女子の親御さんもいらっしゃいますか?
真央 男女問わず、東大卒の方の親御さんはよく相談にいらっしゃいます。東大家系という家柄のいいご家庭の親御さんが、「結婚相手も東大出身じゃないと、引け目を感じてしまうと思うので、ぜひ紹介してほしい」と希望されるなど、相談数では、他大卒より多いと思います。東大卒のお子さんを持つお母様は、教育に命をかけてきたという方も多いので、ご本人より先に、「相手も間違いない人を」と相談にいらっしゃるケースもありますね。
――やや過保護気味な気もしますが……。
真央 確かに、以前、「親が厳しくて学生時代は恋愛できなかった」という東大女子の方もいましたし、比較的過保護なのかもしれません。ただ、お子さんも親御さんに対して素直なので、親子関係は円満なんです。親からの「勉強しなさい」という言いつけを素直に聞いて、努力を重ねて東大に進学したのでしょうし、そういった環境を与えてくれた親御さんに感謝しているようです。親への反骨精神で東大に進んだという人は、あまりいないと思いますし。
――親が婚活に口出しをしてくることも多いのでしょうか。
真央 そうですね。親御さんから「この人は家柄が釣り合っていない」と口出しが入ることはよくあります。そもそも結婚相談所に来たのは、親と結婚相手のことで揉めたからという方もいて、ある東大女子の会員様は、親御さんから「男性の学歴は、せめて早慶以上にして」といわれ、破談になった過去があると言っていました。ご本人は相手の学歴にこだわりはないそうですが、「また破談になるのは避けたいので、学歴が見合った相手を探したい」とのことでした。
また、親御さんが「結納を行うお店のランクが気に入らない」と言い出し、破談になったこともあります。なんでも、「うちは、親戚との食事会などは必ず有名ホテルで行っているのに、相手方から結納の席として『よく通っている居酒屋』を指定された」そうなんです。