オイルサーディンに醤油を合わせれば「ツナ缶」並に使える! プロが教える時短レシピ
あれもこれもとつい買ってしまう調味料。新しい味覚にワクワクしたのに、気づけばお蔵入り……。そんな調味料をカンタンおいしく使い切る方法を、調味料ソムリエ/野菜ソムリエのMICHIKOが伝授! 今回は、「アンチョビ」「オイルサーディン」の意外な使い方です。
アンチョビ、オイルサーディンとは?
アンチョビと言えば、イタリア料理に欠かせませんね。アンチョビとはカタクチイワシの一種ですが、アンチョビフィレのオイル漬けが一般的でしょうか。頭と内臓を取り除いて3枚におろし、粗塩に漬け込んで自然発酵したものをオイルに漬け込んだものです。ニンニクやトマト、レモン、唐辛子などと相性がよく、みじん切りにしたり、そのまま使ったり、あらゆるところで使われますが、あくまでも調味料の一つです。缶詰や塩蔵したものをペースト状にしたものもありますが、アンチョビの鮮度(きれいなピンク色がよい)がわかるビン詰めタイプがオススメです。
オイルサーディンは、マイワシなどの小型のイワシを頭と内臓を取り除き、塩漬けにし、香辛料などと一緒に油で煮たものです。DHAやEPAなど栄養も豊富で、そのまま食べられ、保存も効くので、ツナ缶やサバ缶と同じように使える「イワシ油漬け缶」です。さっと、フライパンで焼いてもおいしいです。商品によって、漬け込むオイルや味わいなどに違いがあるので、お好みの商品を見つけるのも楽しいですね。
アレンジレシピ:オイルサーディンと三色ピーマンのドリア風~
食欲がない時でも、ササッと作れて、栄養満点♪ 暑い日に火を使わずにCOOK♪
【材 料】(ひとり分)
・オイルサーディン 1╱2缶
・パプリカ類(緑・赤・黄) 各適量
・温かいご飯 茶碗1杯分、
・醤油 小さじ1╱2
・ピザ用チーズ 適量
【作り方】
1:パプリカは細切りにする。
2:耐熱器にご飯を平らに盛り付け、1とオイルサーディンを並べ、上から醤油を回しかけ、ピザ用チーズを全体に散らす。
3:温めたオーブントースターで4~5分間、表面に焼き色がつくまで焼く。
ミニアレンジ:アンチョビ味噌ディップ
アンチョビフィレ(1枚~)を刻み、味噌(大さじ1)と混ぜ合わせる。キュウリなどの生野菜につけたり、冷奴にのせたり、納豆等にも。お好みでマヨネーズやハチミツを加えてもおいしい。