サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」ドラマ『M』の“エグい内幕” コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第515回】 木下優樹菜への手のひら返し、ドラマ『M』の“エグい内幕”――マスコミと芸能事務所の怖さ 2020/07/14 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 「女性セブン」7月23日号(小学館) 先週の「女性自身」で、東出昌大の不倫が渡部建より「まだゲスじゃなかった」との理由でオファー殺到と報じられていたが、実際『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)に東出が出演! 映画PR絡みとはいえ、本当だったんだ……。 第515回(7/9〜7/14発売号より) 1位「木下優樹菜 『引退するから黙ってて! 2人の男と『同時進行不倫』疑惑』(「女性セブン」7月23日号) 2位「小松成美氏初めて語った『田中みな実の怪演』と『あゆが取材中に見せた涙』」(「週刊女性」7月28日号) 3位「シリーズ人間 世良公則 コロナで見えた政治のごまかしに『NO!』」(「女性自身」7月28日号) “タピオカ騒動”の木下優樹菜が7月1日、復帰を発表するも、速攻で芸能界を引退した。で、大きな話題となったのが不倫だ。「女性セブン」もいち早く“2人の男と同時進行不倫”を報じている。ひとりはアスリート、もうひとりはミュージシャンらしい。 それだけではない。他マスコミも大手事務所所属の男性グループの30代メンバーだとか、30代の俳優だとか、ダンサー、ヒップホップグループメンバーと、もうなんでもありだ。すごいな、ユッキーナ、ではない。マスコミが、だ。 そもそも騒動の発端となったのは木下の「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」といったタピオカ店への恫喝だが、しかし当初、ネットでの大騒動になっていたにもかかわらず、ワイドショーやスポーツ紙など多くのメディがこれをスルーしていた。なにしろ木下の所属事務所であるプラチナムは“芸能界のドン”率いるバーニングプロダクション系列。そんな案件に御用メディアが手を出すわけがない。 その後、木下は芸能活動自粛に追い込まれ、夫・藤本敏史とも離婚するが、マスコミが一斉に手のひらを返したのが7月1日の芸能界復帰と、その直後の引退発表だった。 以降、出るわ出るわの不倫スキャンダル。でも、これらマスコミが指摘する不倫相手は匿名かつバラバラで、その詳細も中身もない。なぜって、こうしたネガティブ情報の大半はどうやら事務所サイドからのリークらしいから。つまり事務所のお墨付き情報なんだから、その真偽のほどは関係ないし裏も取る必要がない。書き放題!! 木下が完全に事務所に切られた。それは事務所が「信頼関係を維持することが著しく困難であると判断」というコメントしたことでも明らかだが、それで一気にマスコミも手のひら返し、ということだ。実際、「セブン」にもこんな一文が。 「木下さんの復帰に向けて、事務所はかなり骨を折ったようです。ところが、活動開始宣言後に、あるメディアから、2人の男性との交際について問い合わせがあったようです」(芸能関係者のコメント) あくまで事務所は被害者で、木下の不倫とわがままには付き合いきれないとのスタンスを流布したかったのだろう。ついでに「事務所総出」というネガティブなイメージも払拭! やっぱり怖いな、大手芸能事務所。 次のページ 『M 愛すべき人がいて』の内幕 12次のページ 楽天 ユキナ育。 関連記事 綾瀬はるか、“結婚報道”はホリプロによる「交際潰し」? 韓国ヘイトで袋叩きも“望み通りの展開”か手越祐也、会見の裏側で急浮上したジャニーズに代わる後ろ盾「ホリエモン」手越祐也から消えた「ジャニーズタブー」と「忖度マスコミ」――退所後の報じ方に変化は?坂上忍『バイキング』打ち切り報道、本当の原因はパワハラではない? “きな臭い背景”NEWS・手越祐也、“美談”ムードに一変! 「契約満了で円満退所」「滝沢ノータッチ」報道の意図