安斉かれんを「快く思っていない」!? 浜崎あゆみ、『M 愛すべき人がいて』最終回後に初言及したワケ
歌手・浜崎あゆみの半生を描いた同名小説を原作としたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系・ABEMA)が、7月4日に最終回を迎えた。同ドラマはネットを中心に大きな話題となったが、「“アユ役”を演じた安斉かれんと、浜崎の関係性は最後まで微妙なままだった」(テレビ局関係者)という。
同作では、新人歌手・安斉がアユ役に抜てきされ、浜崎を見いだした“マサ”ことエイベックス創業者・松浦勝人氏役を三浦翔平が熱演。劇中の強烈なセリフや演出、マサの秘書役・田中みな実の怪演も評判を呼び、ネット上では「今期イチのヒット作」とも言われていた。その一方、主人公のモデルである浜崎は、ドラマがスタートしても同作に言及しないままで、一部ネット上では「内容に納得いっていないのでは」「もしかして怒ってる?」などとささやかれていた。
「浜崎は、昨年8月に小説が発売に際し、『自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました』などと、コメントを寄せていました。となると、ドラマ版の宣伝に一役買ってもよさそうなものですが、放送中は特に触れることなく、一貫してスルー。というのも、浜崎はドラマ自体や主演の安斉を快く思っていなかったそうで、周囲の人たちは、浜崎の前で安斉の名前を出さぬよう、ピリピリしていたといいます」(前出・テレビ局関係者)
しかし、浜崎は最終回放送後の5日にインスタグラムのストーリーでドラマ『M 愛すべき人がいて』に初言及。同作の脚本を手掛けた鈴木おさむ氏が「僕自身が一番心配しています。めちゃくちゃ怒ってたらどうしよう」「僕の妄想としては、最終回が終わった後に、インスタとかで『このドラマ、最低だけど最高!』なんてことを書いてくれたら、すべてがオールオッケー、それはないのかな~と思ったり」などと話していたインタビュー記事を抜粋し、これを受ける形で、浜崎は「ほんと最低で最高で、大嫌いで大好きでした」「携わられた全ての皆様、お疲れ様でございました!!! 『M』よ、静かに眠れ…」と、綴ったのだった。
「なぜ浜崎が、このタイミングでドラマに触れたかと言えば、自身の新曲プロモーションのためでしょう。というのも、浜崎は5日に、約2年ぶりとなる新曲『オヒアの木』を配信リリース。『M』最終回の放送中に、同曲のCMもオンエアされていました。こうしたドラマに絡めた話題作りは、本人が心から望んだことではなく、周囲に説得されて……という感じだったそうですが、大きな話題になったのは確か。『M』は、主演の安斉をプロモーションするドラマと言われていましたが、最終的には、『浜崎がおいしいところを持っていった』とも言えるでしょう」(同)
そんな中、安斉は7日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の3時間スペシャルに出演。自身の名を広めるきっかけとなったテレビ朝日ではなく、ドラマ終了後、早くも他局のバラエティに登場することとなったが、果たして浜崎について何か語るのだろうか。