サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」渡部の不倫は案外すぐ忘れられる? コラム 仁科友里「女のための有名人深読み週報」 渡部建の不倫騒動は、案外「すぐ忘れられる」? 川谷絵音の「大衆の心をつかんだ」スキャンダルを振り返る 2020/06/18 21:00 サイゾーウーマン編集部 女のための有名人深読み週報 世間を大いに「イラッと」させた川谷絵音 もう一人、世間を大いにイラッとさせてくれた人が、ベッキーとの不倫で世間をにぎわせたゲスの極み乙女。の川谷絵音である。一般女性と結婚していたものの、ベッキーと知り合い、交際。結婚の約束をしていたが、「文春」に不倫を撮られて、その計画はおじゃんになってしまった。売れたミュージシャンが糟糠の妻を捨て、芸能人と結婚するパターンはよくあるので、それほど驚かないが、川谷の行動は理解に苦しむ。 妻がいながら、川谷は正月、長崎の実家にベッキーを連れて帰省している。まず実家の両親もびっくりするだろうし、妻のメンツは丸つぶれだし、ベッキーとて困るだろう。ベッキーは『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、「実家に行ったことは間違いだった」とMC・中居正広に話していたが、この帰省を「文春」に撮られてしまったことが、ベッキーのながーい苦難の始まりになる。 「文春」報道を受けて、記者会見を開き、「川谷とは友達」と説明したベッキーだが、川谷とのLINEのやりとりが流出したことで、言い逃れはできなくなった。このLINEでの川谷の発言にも、イラッとさせられた。川谷は妻(当時)に離婚の話を切り出した際、「大切にしたい人がいるって言った」と別の女性の存在を明かしてしまう。こんなことを言われて「はい、わかりました」とあっさり離婚する妻がいるだろうか? 妻の権利を侵害されたわけだから、彼女が相手の女性を突きとめて、社会的制裁を加えてやりたいと思っても、責められないと思う。川谷の妻は「それってアウトだよね?」とルール違反であることを指摘してきたそうだが、今思えば、この「アウト」という言葉は非常に意味深と言えるだろう。週刊誌はネタ元を明かさないので、決めつけてはいけないものの、「文春」に掲載された実家への帰省スケジュールを知ることができる人、川谷の携帯を触れる人というのは、ごく限られていると考えると、ネタ元は誰である可能性が高いかは察することができる。感情的というか、脇が甘いというか、ベッキーを一番追い詰めているのは、川谷のような気がしてならないのだ。 スキャンダル後、川谷がベッキーと比べ、大した制裁を受けなかったことも、世間の「イラッと」ポイントとなるだろう。ベッキーは全ての仕事をキャンセルしたため、多額の違約金を抱えることになる。しかし、川谷に特にペナルティーはない。川谷とは別れ、別の男性と結婚したベッキーだが、19年2月23日付のニュースサイト「デイリー新潮」の記事によると、ベッキーがバラエティ番組に出演すると、いまだに視聴者から「なぜベッキーを出演させる」と抗議の電話が寄せられるそうだ。こうなると、不倫をする前のようにテレビに出ることは難しいだろう。 一方の川谷は、未成年であるタレント・ほのかりんと飲酒していたことを「文春」に撮られ、活動を自粛するが、その期間はたった5カ月月。ベッキーとの不倫で日本中に自分の名前が浸透したことを考えると、かえって不倫でトクをしたとも言えるのではないだろうか。このあたりもイラッとさせられる。 次のページ 芸能人にとって「イラッと」させるのは才能なのか? 前のページ1234次のページ 楽天 ロマンスがありあまる/キラーボール 関連記事 アンジャッシュ・渡部建、多目的トイレ使用の“場所代0円不倫”に考える「カネを使わない人」の問題点豊田真由子氏、「このハゲ〜!」パワハラ騒動からの復活ーー「努力は報われる」と語る彼女に助言したいことNEWS・手越祐也、「いい人としか接しないw」と豪語も週刊誌に“売られて”しまうワケ石田純一、「カネ」への態度に見る人となり……息子への「お金だけが人生じゃない」という言葉に思うこと壇蜜、「若い子好きの夫」に不安を抱く妻に助言も……「悩み相談の名手らしからぬ」と感じたワケ