サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」『バイキング』終了報道のきな臭い背景 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第511回】 坂上忍『バイキング』打ち切り報道、本当の原因はパワハラではない? “きな臭い背景” 2020/06/16 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! アンジャッシュ渡部建の悪口放題 大きな話題となった“文春砲”によるアンジャッシュ渡部建の不倫。スキャンダルは娯楽であり、コロナ下でその娯楽に飢えていた世間もワイドショーも飛びついた。渡部の事務所、怖い系でもないしね。もちろん「週刊女性」も「女性セブン」も。 そしてもちろん両誌とも渡部の悪口放題なわけだが、特に「週女」が面白い。タイトルかららして「セックス依存」「闇王子」だもの。 その内容も“(独身時代の遊び方は)普通じゃない”とか、“(渡部自ら)セックス依存症と言っていた”とか、“女性を口説く3カ条”などなど。しかも下半身ばかりではなく、それは「とにかく、すべてにおいて“心がない”んです」と人格にまで及ぶ。 まあ、今回明らかになったのは、渡部の女性蔑視的体質だから、批判されてもしょうがない。そして食べ物も妻も“上手に利用”してイメージアップしてきたから、そのギャップにみんなが飛びつく。千原せいじのハヤシライス不倫は、そこまでギャップがないから、少々盛り上がりに欠けたが、しかし今回と同様に、有名女優・杏を妻に持ち、イクメンだのオシドリ夫妻だともてはやされた東出昌大は、大きな苦境に立たされた。 スキャンダルは表の顔と隠された別の顔のギャップこそが醍醐味だ。今回の渡部不倫で、改めて実感した。そしてイメージがいいというのも、良し悪しなんだとこれまた実感した。 やはり嵐の年内休止は決定的なようだ。そして新国立競技場ライブが延期になった“演出家”松本潤がその代わりに見出したのが『24時間テレビ』(日本テレビ系)だと「女性セブン」が報じている。チャリティユニット・Twenty★Twenty(通称・トニトニ)を動員し、そして恒例のマラソンを走るのは中居正広! マジか!? 『24時間テレビ』のジャニーズ支配はコロナ下でも続く――。 前のページ12 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2020/06/16 21:00 Yahoo おまえの代わりなんていくらだっている 覚悟の仕事論 新潮新書 / 坂上忍 〔新書〕 いろいろ異常 関連記事 NEWS・手越祐也、“美談”ムードに一変! 「契約満了で円満退所」「滝沢ノータッチ」報道の意図NEWS・手越祐也の活動自粛、スキャンダルを放置し助長してきた事務所と御用マスコミの責任NEWS・手越祐也、芸能活動休止! 「誰の意思で退所決定か?」マスコミで異なる見解芸能人たちの「検察庁法改正案反対」であらわになった、女性差別と職業差別嵐・二宮和也、「バリ挙式中止」報道で明らかになった結婚式への固執と情熱 次の記事 掲示板メンテナンスのお知らせ >