芸能
出家から3年

元・清水富美加の「千眼美子」主演、「幸福の科学映画」が興収ランキングV3達成……「レプロは何を思う」とマスコミの間で話題に

2020/06/02 12:00
サイゾーウーマン編集部
『心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-』公式サイトより

 4月以降、新型コロナウイルスの影響によって営業を中止していた各映画館が、徐々に再開しだしている。この間、動員が見込めないことなどから、公開を予定していた新作は軒並み延期を発表していたものだが、5月15日に公開された千眼美子(清水富美加)主演の幸福の科学長編映画『心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-』が、3週連続で興行収入ランキング首位(興行通信社調べ)を記録していることが、一部芸能関係者で話題になっているという。

 千眼といえば2017年、宗教団体「幸福の科学」に出家すると突如発表。その後、本名である清水富美加ではなく、千眼名義で芸能活動を続けているが、元所属事務所だったレプロエンタテインメントとの“確執”が、騒動の発端とみられていた。

「『清水富美加は希望しない仕事を強制されていた』とする幸福の科学側の発表を受け、レプロの代理人弁護士は同日記者会見を行い、食い違う言い分をみせるなど、泥沼の展開となりました。レプロは当時、のん(能年玲奈)をめぐる独立問題の渦中でもあり、看板女優が立て続けに退所する流れもあって、“ブラック事務所”などとネット上で批判されるようになったんです」(スポーツ紙記者)

 当時、多くのメディアは、一方的に独立したとみられるのんに懐疑的で、レプロ側を支持していたものの、一部関係者からは「やりすぎだ」という批判も出ていたという。

「のんは、レプロ側の要請によって、テレビ出演どころか、過去の出演シーンの放送でさえNGとなり、ほぼ“干された”状態に。これを受け、メディア関係者の間でも『レプロはどうなのか』という声が漏れ出したんです。一方で、のんと比べれば、レプロ側が千眼の活動に圧力を仕掛けたという話は、これまでまったく聞いたことがない。能年は新規のCMにも出演していましたが、千眼については、幸福の科学関連の仕事がメインなので、その他メディアが積極的に扱わなくなったため、『スルーする』と判断したのかもしれません」(芸能プロ関係者)

 しかしそんな千眼の主演映画が、ここにきて興収ランキングで3週連続1位を獲得した。

「これを受け、3年前の出家騒動を目の当たりにしたメディア関係者の間で、『レプロが興収ランキングをどう思っているか聞いてみたいね』と話題になっているんです。非常時とはいえ、映画関連のメディアで軒並み同作が取り上げられている状況は、独立以来初めてのことですから」(同)

 騒動から3年を経てもなお、千眼とレプロの関係に注目が集まるのは、それだけ当時の出来事が各方面に衝撃を与えたからかもしれない。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2020/06/02 12:00
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