[再掲]インタビュー

サンリオ人気投票で「YOSHIKITTY(ヨシキティ)」大健闘! 知られざる「ハローキティのNG事項」とは?

2020/05/15 16:00
サイゾーウーマン編集部
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I’m VOTING too! 俺も投票してるよ!みんな応援ありがとー! “中間発表5位!!#Yoshikitty 『2020年 #サンリオキャラクター大賞 』 残り13日! パソコン、スマホ、タブレットなどで1日1回投票しよう!投票はこちらから, VOTE→ https://ranking.sanrio.co.jp/characters/yoshikitty/ Xx “#yoshikitty is now in the TOP 5 in the #Sanrio Character Ranking mid-term results! 13 days left to support Yoshikitty! PLEASE VOTE ONCE A DAY from ALL YOUR DEVICES through MAY 25! #HelloKitty x #Yoshiki @yoshikitty_official ただいま海外では ブラジル1位 ! 中国2位 ! ドイツ3位! Right now No 1 in Brazil ! No 2 in China ! No 3 in Germany !

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 現在、絶賛投票期間中の「2020年サンリオキャラクター大賞」(6月9日まで)の中間発表が、5月12日に発表された。シナモロールやポムポムプリン、ポチャッコなどのお馴染みのキャラクターの中、異彩を放っているのが、第5位にランクインしたYOSHIKITTY(ヨシキティ)だ。これは、X JAPANのYOSHIKIとハローキティがコラボしたキャラクターで、2009年5月、X JAPANの東京ドーム公演で華々しくお披露目されたという過去を持つ。それ以来、サンリオの人気キャラとして、18年の「サンリオキャラクター大賞」では第3位にランクイン、さらに今回の中間発表では、何と本家・ハローキティより上位に食い込むという健闘ぶりだ。

 YOSHIKIも、中間発表の結果を受け、興奮が止まらない様子で、自身のインスタグラムに「俺も投票してるよ!みんな応援ありがとー!」と感謝の言葉を綴り、YOSHIKITTYとのツーショット写真をアップ。最終結果を心待ちにしている様子だ。

 ハローキティと言えば、これまで数多くのキャラクターやブランドなどとコラボを行い、ネット上では「仕事を選ばない働き者」として称賛されてきた。しかし、実はそんなキティちゃんでも「NGを出す仕事」が存在しているというのをご存じだろうか。サイゾーウーマンでは、過去にサンリオ広報部に取材を行った際、知られざる「NG事項」を聞いていた。「サンリオキャラクター大賞」が盛り上がりを見せる中、再度この記事を掲載する。

(編集部)


(初出:2019年1月11日)


「ハローキティ」は仕事を選ばないってホント? サンリオ広報が明かす“知られざるNG項目”

 サンリオの看板キャラクターである「ハローキティ」は1974年に誕生し、来年でなんと45周年を迎える。芸歴45年と考えるとかなりのベテランだが、いまも彼女は「仕事を選ばない」といわれるほどの働き者。あらゆるグッズに顔を見せたと思えば、自らをさまざまな有名キャラクターと一体化させたようなコラボビジネスにも精を出している。そんな様子について、ネット上では「キティちゃんは節操がない」ともいわれているが、実際にキティは仕事を選ばないのか? 株式会社サンリオの広報課に話を聞いた。

■タイアップ案件はサンリオ側からも声をかけている

 サンリオが生み出したキャラクターたちの人気投票である「サンリオキャラクター大賞」の本年度1位は「シナモロール」が獲得、昨年に続き2連覇を達成した。近年、台湾では「マイメロディ」(5位)の人気が伸び、中国でも「ぐでたま」(8位)の新商品開発が進むなど、振興のキャラクターが勢いづいているという一方、サンリオの顔である「ハローキティ」は最終4位とトップ3に入ることができなかった。

「今年は4位に甘んじてしまいましたが、弊社のエースは間違いなく『ハローキティ』です。サンリオの商品は世界130カ国で販売されていますが、どの国でも売り上げ1位はキティ。それだけ全世界にファンがいるという証拠です」


 「キャラクター大賞」はアイドルの総選挙のように、ひとりで複数投票が可能などさまざまな理由から、「キャラクター大賞の順位=実人気」ではないという。

 キティちゃんは売り上げトップだけでなく、ライセンス契約、つまり企業などとのタイアップ件数も社内トップの稼ぎ頭だ。そもそもサンリオが他社とタイアップするというコラボレーション路線を切り開いたのもキティちゃんであり、2000年代に入って、その案件数は飛躍的に増えたという。こうした他社との共同グッズ開発は、どのように進めているのだろうか?

「先方からお話をいただくこともありますが、こちらからお声がけをする場合も多いですね」

 大ベテランのキティちゃんから、国内外の企業・アーティストへタッグを組もうと持ちかけるとは意外だが、これにはサンリオの企業理念が関係しているという。

「弊社のキャラクターを使用して、他社さまが新規のファンを獲得できれば――というのが基本思想です。例えば老舗の食品企業は顧客層が高齢化していて若い客層を取り込みづらいということが多いのですが、パッケージにキティがいるだけで、幅広いお客さまが手に取ってくれるようになるんです」

 今年6月の株主総会でサンリオの辻信太郎社長が「良い商品なのに売れていない商品があれば、サンリオとコラボすれば売れる」という趣旨の発言をし、話題になったが、世の売れていない商品をも盛り上げることが、キティちゃんが仕事を選ばないといわれる理由なのだ。これはまさに「世界中がみんな“なかよく”」というサンリオの企業理念に基づいているともいえる。キティちゃんは多くの相手と「なかよく」することでライセンス使用料を得て、自社の経営を支えているというわけだ。

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