[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

子どものおもちゃでイライラ爆発!? プロが解決、片付け・収納は3つのコツで大激変

2020/04/20 19:30
伊藤まき(収納ライター)

[ステップ.3]おもちゃの「収納ボックス」は蓋なしが正解!

 残したおもちゃは、蓋のない収納ボックスへ種類別に入れます。幼稚園※に入る前なら、「出す/入れる」ができるだけで十分です。もちろん、環境の違いで変わりますが、基本的には成長にあわせて達成していくように。例えば、触る→掴む→出す→入れる→分類する(色別・形別・種類別)→戻す→選ぶといった流れです。分類ができれば、「出す/戻す」にステップアップできます。
※ボックスに写真やイラストを貼った、グループ収納(分類)が用意されているケースが多い。また、お友だちとの競争を意識して、覚えるスピードもUP!

[After]

子どもの視線で「見渡せる数」に

 蓋のないボックスに「ポイポイ投げ入れる」仕組みを用意しました。まずは簡単な目標、「出す→入れる」ができるように。3番のブロックを2番のビーズ類が入ったボックスに入れても平気。単純作業から、徐々にステップアップを目指します。

[まとめ]

情報が多すぎて「目的」が混乱

 片付ける前は、おもちゃ、洋服、雑貨が混在して、エアコン周りは、洗濯物で散らかっていました。まずは、この空間で何をするのか「目的」を定めるように。

[After]

アンパンマンカーにも乗れるように!

 テレビ周りは、子どもの「プレイゾーン」にする目的を持ちました。大人の作業(洗濯物をたたむ)は、ランドリー袋に入れて食卓テーブルや寝室へ変えます。子どもの洋服も、寝室のクローゼットへ移動。この部屋(空間)で何をするかをはっきり決めることで、思考も視覚もスッキリ変わります。

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伊藤まき(収納ライター)

伊藤まき(収納ライター)

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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最終更新:2020/04/20 19:30
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