1日100万円稼いだコスプレイヤー、“成り上がり”術を伝授! コネを使えば「世の中チョロい」!?
カネと欲望が渦巻くコスプレ業界――40代“現役”コスプレイヤー・椎名蜜が、業界の闇をぶっちゃけます!
新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛が続いていますね。本来であれば、4月から新社会人として新しいスタートを切るはずだった、という方もいるのではないでしょうか? 今回はそんな方に向けて、コスプレ界での経験から得た“成り上がり術”を、前後編でご紹介します。
仕事ができる人と仲良くなろう
コスプレ界における「仕事ができる人」とは、「写真集の売り上げが多いコスプレイヤーさん」「いい腕を持っているカメラマンさん」のことです。新社会人の方は、上司から「なりたい人や憧れる人のマネをしよう」と言われるかもしれませんが、仕事のできる人の近くに行って、その人がどんなふうに仕事をしているか観察し、マネをしていると、いつの間にか自分も仕事ができるようになってくるものです。
写真集が売れているコスプレイヤーさんは、ファンへの対応や写真の構図、宣伝の仕方など、やはり完璧なんですよね。また、腕のいいカメラマンさんとお近づきになると、自撮りやレタッチのテクニックが上がります。それに、仕事ができる人のまわりには、自然といい人や仕事が集まってくるものです。私の場合は、カメラマンさんを通してゲーム会社から公式コスプレイヤーのお誘いが来たり、メディア出演をしたりとお仕事が舞い込んできました。
また、人気コスプレイヤーさんやカメラマンさんは、SNSのフォロワー数が多いので、仲良くしていると自分のツイートがリツイートされ、拡散される確率も上がります。すると、自分のフォロワーがみるみる増えていき、写真集の売り上げも倍増。ラクしてトクしたいなら、仕事ができる人たちを利用しない手はないでしょう。
コスプレイヤーの場合、見た目の美しさやファン対応のよさも大事ですが、結局は“コネ”で仕事が回る世界です。実社会で同じような場面があれば、利用できるものはなんでも利用して、成り上がっていくことをおすすめしますよ。
とはいえ、そんな人たちと仲良くなったり、転がり込んできたチャンスをモノにするには、やはり自分自身の努力も必要です。